これまでに、譲渡させて頂きました里親様からお聞きしました、保護団体が提示した驚愕の譲渡条件を紹介させて頂きます。
それぞれの詳細な説明は後でさせて頂きます。
①毎年幾ら寄付してくれるのか?
②家の合鍵を預けろ?
③年収は2,000万円以上か?
④源泉徴収の提出?
⑤未婚の女性には譲渡可ですが、未婚の男性には譲渡不可?
⑥同棲カップルには譲渡できない
⑦賃貸住宅住みの方には譲渡できない?
⑧15歳以下の子供が居るから譲渡できない?
⑨-1、抜き打ちで家庭訪問するが、交通費は全額里親様の負担?
⑨-2、抜き打ちでも家庭訪問時に留守をしていた場合は、何故留守にしていたかレポートでの提出義務?
⑩譲渡した子を逸走させた時は、罰金10万円?
⑪譲渡した子が亡くなるまで、毎月、画像を送れ?報告を義務付け?
⑫60歳以上の高齢者夫婦には譲渡できない?
以上の様な譲渡条件をクリアできる里親様なんて日本に何人居ると思いますか?

 

ここから、上記の条件をそれぞれ個別に補足説明させて頂きます。
①については、譲渡諸費用とは別に毎年寄付する事が譲渡条件らしいです。
②に付きましては、驚愕の条件です。
 合鍵を保護団体に預けろと云う事は、留守の時は勝手に家の中に入るという事だと思います。
 合鍵を預けるという事は、留守の時は勝手に家に入る事を了承した事に成ると思います。
③年収2.000万以上の2.000万の根拠なんてありませんよね。
④源泉徴収の提出まで必要か疑問です。
⑤未婚女性には譲渡できて、男性には譲渡できない根拠なんてありませんよね。
⑥同棲カップルに譲渡できない根拠も曖昧ですよね。
 日本の離婚率は約35%と統計が出ています。
 婚姻関係にあると言うだけで、信用が出来るのか、
 同棲カップルに譲渡できない理由が曖昧です。
⑦賃貸住宅でも最近はペットの飼育可の物件は増えています。
 譲渡できない根拠なんてありませんよね。
⑧15歳以下の子供が居る家庭には譲渡できないのは不思議です。
⑨勝手に里親様宅へ突撃家庭訪問して交通費を負担しろ
 たまたま留守にしていたらレポートの提出ってなに?です。
⑩逸走させたら罰金?罪も犯していないのに誰に罰金を支払うの?です。
⑪譲渡契約締結した子に所有権は里親様に在ります。
 報告は里親様の気持ちだと思います。
 それを義務付けるのは不自然です。
⑫は⑥と一緒に考えて下さい。
 厚生労働省が公表していますが、第1子出生時のお母さんの平均年齢が30.7歳ですよ、
 30歳で出産して15歳以下の子供が居たら譲渡できないなら、譲渡対象となるのは45歳~59歳までの
 御夫婦と言う事に成りませんか?
 第2子・3子を出産すればもっと対象者は減ります。
 

譲渡する子の終生が心配なのは理解できますが、信用して譲渡した里親様を信じられないなら、譲渡すべきでは無いと思うのは私だけでしょうか?

保護活動者は里親様に命のバトンを繋げなければ、ただの多頭飼い者です。

保護した子を全頭、終生保護が出来るとは考えられません。

保護活動者は、一時保護で、里親様は、終生飼育者です。

 

里親様に対しては厳しい条件を求めるのに、いざ譲渡した子が逸走しても、捕獲保護のお手伝いもしない保護団体が多いです。

譲渡した子が心配なら、普通逸走した時は探しに行くと思います。

それなのに逆に里親様に罰金?国が動愛法を厳しくして飼い主に対して飼育管理責任として、逸走させた飼い主にペナルティーを与えるなら理解できます。

譲渡した里親様が飼育困難な状態に陥った時、先ずは譲渡した子の事を最優先に考え、里親様に寄り添った解決方法を考えるのが

譲渡した保護活動者の責務では無いでしょうか?

少なくとも愛の肉球会は、飼育困難に陥った子は引取って新しい里親様に命を繋いでいます。

 

最後に、⑧に付いてですが、私個人的意見ですが、
イギリスの有名なことわざの一節に大賛成です。
「子どもが生まれたら犬を飼いなさい」

『子供が生まれたら犬を飼いなさい。子供が赤ん坊の時は、

子供の良き守り手となるでしょう。
子供が幼い時は、子供の良き遊び相手となるでしょう。
子供が少年期の時は、子供の良き理解者となるでしょう。
そして子供が青年になった時、

犬は自らの死をもって子供に命の尊さを教えるでしょう』
まさにその通りだと思います。

子供に本当の命の尊さ重さを身を持って知って貰い、将来、保護動物を物として扱う日本の法律を将来変えて欲しいです。
子供にこそ本当の命の尊さ重さを教えるべきです。