愛の肉球会で保護しています子犬がバベシア症を発症しましたが、生憎獣医さんが今日から二日間学会に出席するため、留守にしており、治療して貰うのが困難な状況に陥りましたが、『ラッキー』君の第一報を知らせて下さりましたH様の紹介で診察して頂ける事になり、無事に治療を受けさせる事が出来ました。
バベシア原虫が見付かり、バベシア症と診断されました。
他にも、寄生虫のコクシジウム原虫・ジアルジア原虫も見付かり、
バベシア症の治療と、コクシジウム原虫・ジアルジア原虫の駆除治療を行って頂きました。
獣医さんのお話では、マダニ感染症(バベシア症・SFTS)の感染が多く報告されている地域の子を一般の人に譲渡する行為は原虫やウィルスを世の中に撒き散らす行為だとお怒りでした。
また、回虫・コクシジウム原虫・ジアルジア原虫などの寄生虫に感染している子も多く駆除も行わずに一般譲渡する行為は世の中に寄生虫を撒き散らす行為と杜撰で無責任な譲渡だと言っておられました。
この様な杜撰な譲渡をしているから、野犬ビジネスに隙を与えるのだと思います。
町民の皆さんの協力に心より感謝申し上げます。
また、とても心強い協力者様です。
バベシア症を発症した子は、
こちらでご報告させて頂きました『クッキー』君です。
他の2匹の検査を打診しましたところ、発症してなければ必要がないと言われました、
ただし、同じサークルで生活させているなら、コクシジウム原虫・ジアルジア原虫は感染しているはずだから、同時に駆除してあげるのがベストだとのアドバイスで、『ココア』君と『プリン』ちゃんは寄生虫の駆除だけ行う事と成りました。
バベシア症は発症してからでも十分に治療する時間はあるとの事です。
『クッキー』君は引き出し救助してから丁度2週間でバベシア症を発症したことに成ります。
これが発症した事に気付かなければ手遅れとなり亡くなってしまいます。
一般の方がバベシア症を発症した事を気付かれる人は少ないと思います。
気付かなければ手遅れとなります。
引き出した週末に譲渡会に出し、譲渡されれば里親様の下でバベシア症が発症する計算に成ります。
山口県の獣医さんが、マダニ感染症(バベシア症・SFTS)に感染している子が多いと認めているのに、死なないなんて言うのは不自然ですよね。
野犬ビジネスの人たちから譲渡された里親様の下で何匹の子が亡くなっているのか、知りたくないですか?
マダニ感染症(SFTS)の死亡率は約60%と報告されています。
譲受けた子が亡くなり悲しい思いをしているのか?
譲渡した人からは、死なせたのは貴方の責任と追い詰められ、どれだけ多くの里親様が泣き寝入りさせられているか?知りたいです。
今年度バベシア症を発症した子は『クッキー』君が初めてです。
『ココア』君と『プリン』ちゃんは発症した時の症状が現れていません。
平生町の皆さんの協力に心より感謝申し上げます。