2022/8/28日に周南市民の方より、庭で放し飼いにしている飼い犬が赤ちゃんを4匹産んでしまったので、里親様を探して譲渡するのを手伝って欲しいと、引取り依頼を受けましたが、授乳期を過ぎるまで、母犬と育てて貰い、30日を目処にお世話をして頂けるよう話を進めていましたが、今朝、依頼者様より連絡が入り1匹亡くなったと悲報が飛び込んできました。

良く話を聞くと、病院へ連れて行ったが、獣医さんから、肛門から便が出ていない様だと告げられたそうで、病院で息を引取ったそうです。

事情を聞いて他の3匹の兄妹が心配でしたので、おしっこと便が出ているか確認に行って来ましたが、3匹の子はおしっこも便も出ていますので、問題は無いと思います。

亡くなった子の遺体は、愛の肉球会がお世話に成っている火葬場でお願いする事にし、引取ってきました。

明日の朝から火葬に連れて行って来ます。

生まれてたった2日ですが、大好きなお母さんのおっぱいを飲んで、お世話をして貰い一緒に過ごせた事が幸せだったと信じ、火葬して貰います。

確かにこの子の肛門周りは、便で汚れていませんので獣医さんの言う肛門から便が出ない病気だったと思います。

この子は、街中を自由に徘徊している野犬が起こした問題です。

野犬が居なければ、家の庭を自由に走り回って飼育されているお母さん犬も、この様な不幸な子を産んでいなかったと思います。

この様な場所まで、野犬問題は広がっています。

愛の肉球会が目指す、不幸な野犬ゼロを達成するために、皆様のお力を貸して下さい。

幸いにもこの亡くなった子は、飼い主さんと獣医さんに看取られて亡くなりましたが、産まれてきた事も、知られることも無くその存在すら誰にも知られず亡くなっている不幸な子も多く居ると思います。

こんなに悲しい事はありません。

残った3兄妹は愛の肉球会が絶対に幸せに導きます。

愛の肉球会がお世話に成っている獣医さんにこの病気についてお聞きしましたが、血液検査などでは、この病気は見付けられないとの事です。

肛門が無い奇形児の子は稀に居るそうですが、

肛門から普通に排泄できないとなれば、生後2日では手術も難しいので、死しか残されていないだろうとの事です。

人間の無力さを実感させられる出来事です。

亡くなった後に、飼い主さまの了解を得て、皆さんも冥福を祈ってあげて下さい。

『夢夢(ムム)』ちゃんと命名させて頂きました。

明日、『夢夢(ムム)』ちゃんの亡骸は火葬しますが、皆様も『夢夢(ムム)』ちゃんの冥福を祈ってあげて下さい。