野犬を家犬にするために、保護犬と愛の肉球会で最初に作る信頼関係で、共同作業です。
この作業を行った後、早い子だと作業中に信頼関係が出来上がります。
ただし、この作業は、人間にとっては噛まれるリスク・マダニ感染症に感染するリスクがあります。
野犬は、人間と初めて濃厚に接するために極度の緊張とストレスに耐えていると思います。
しかし作業中に緊張感も和らぎリラックスして行く瞬間が観れます。
野犬への餌ヤリは改正された動愛法で禁止されています。
法を厳守した正しい方法で保護してあげてください。
エントリー№2と3の子は先に挙げた動画で餌ヤリが行われている場所から捕獲保護した子です。
動画のURLです。
自分勝手な主張をする人も居ますが、
この餌ヤリ現場には成犬10匹以上・子犬7匹以上いました。
餌ヤリの方に忠告しておきますが、このエリアは一般車両立ち入り禁止区域です。
私は当然、管理者から許可を得て入りましたし、
今後も動物保護のために立ち入るならいつでも自由に出入りして貰っても良いですと許可を得ています。
立ち入り禁止区域に勝手に立ち入るのは不法侵入です。
管理者の見解は、野犬への餌ヤリ行為は動愛法違反ですので、犯罪を犯すための立ち入りは認めないとの事で、防府警察所・山口健康福祉センター防府保健部と連携して取締りを強化するそうです。
この子達が隠れていた会社に対しても、野犬が住み着かないようにする、野犬を見付けた時は、敷地内から追い出すよう通達を出してくれるそうです。
また、定期的に今回の様な捕獲作業も共生的にして下さるようです。
この子達の全身マダニに寄生された、痛々しい姿を見て何とも思わない人は好き勝手に餌ヤリを続けて、
動愛法違反と不法侵入で検挙されて下さい。
最後に、保護犬を向かえてくださいます、里親様の中には保護犬を1匹でも引取り育てて保護活動のお役に立ちたいとペットの飼育禁止の家からわざわざ引っ越して挙手してくださる方も居ます。
ペットの飼育が禁止されている家に住んでるから引取れないなんて身勝手な言い訳にしか過ぎません。
この場所を管理している人は近隣施設からのクレームに追われているようです。
ご自身の家で飼えないなら、野犬を連れて帰り家の近くの公園ででも、住ませ餌ヤリを続けてください。
恐らく近所の住民からクレームの嵐にあい住めなくなるでしょうね。
この子達の【施設名も緊急公募させて頂きます】
餌ヤリをしている方たち、貴方に野犬はこの様に、リラックスした優しい姿を見せてくれますか?
マダニは、人間にとっても脅威となる寄生虫ですよ。
マダニ感染症【重症熱性血小板減少症候群 (SFTS)】に感染して毎年数名の方がお亡くなりに成っているのですよ。
犬に感染もしますよ。
私に対してこの子犬たちがこの様な優しいリラックスした本当に姿を見せてくれるのは、私が命のリスクを冒してまで守ってくれる人と認識してくれている証だと思います。
子犬の販売をしていると揶揄しているボラさん、吉本新喜劇風に言わせて貰えば「わずかな金に命を賭けるな」ですよ。
私は、お金なんて考えてませんし、野犬を助けたい一身で活動をしているので、自分の命や危険など考えた事はありません。
連日、雑草の中を歩き回り、行き倒れている子を保護して病院へ連れて行ったり。
貴方のお仲間のボラさんたちも、餌ヤリ団体を支援している人たちも気付き始めてますよ。
お仲間から、貴方のやってきた事を告発されたら、世の中の人たちから袋叩きにあいますよ。
引き際を間違えれば、まさにはだかの王様ですよ。
自分の生活ペースは変えずに、野犬を救う?なんて本当に出来るほど簡単な物だと考えているのでしょうか?
自分の生活を犠牲にして野犬を救う覚悟がなければ保護活動なんて絶対に出来ませんよ。
私には小学校に通う双子の孫も居ますが、保護活動を始めてから、家族で食卓を囲んだこともありませんし、以前ここで書かせて頂きました様に、育ての親の最期を看取る事も出来ませんでしたし、葬儀にも行けませんでした。
自分が選んだ道ですから後悔はしていませんし、譲渡させて頂きました里親様から連日の様に頂く成長記録を見させて頂き、モチベーションを保っています。
今朝も4時ごろに周南緑地公園中央公園で、市民の方数名に手伝って頂き、野犬の頭数確認や餌ヤリの情報など収集させて頂きましたよ。
今年の5月下旬頃から、春先に産まれた野犬が成長し、公園内を徘徊する野犬が一気に増えている事、その野犬が次の子供を産んでいる事など詳細に教えて頂きました。
この公園内で先に書かせて頂きました、黒い子犬が行き倒れていた理由が解りました。
ここからは推測ですが、
行き倒れていた黒い子犬は、夕方のまだ明るい時間帯にカラスが犬の巣から咥えて来た子ではないかと推測できます。
私が行き倒れていた子犬を見付けたのは、夜の9時過ぎだったはずですので、授乳が出来なくて力尽きたと思います。
火葬も済ませています。