周南市を中心に保護活動を続けるに当たっての課題は不幸な野良猫問題かと考えています。
私の自宅がある兵庫県では、野良猫の問題に力を入れていると職員(私の身内)から聞いていましたが、
この様な本格的に活動をしておられたようです。
この、尼崎市の兵庫県動物愛護センターには、当会理事の旦那さんが勤めておりましたし、
私の身内の旦那さんも勤務してましたから、良く知っていますが、この様な本格的な野良猫の譲渡に向けての活動をしていたとは知りませんでした。
当会の場合は、一般の住居を施設として使用していますので、一部屋リフォームをして、ニャン子の飼育部屋として参考に成る様な部屋を作るなどして、野良猫の譲渡を推し進める活動をして行きたいと思います。
動物保護を通して経験し感じた事は、犬より猫の方が飼育は簡単で手間が掛からない事です。
猫なら一般の御家庭でも、複数(2匹~3匹)での飼育も容易である事です。
ニャン子は、タワーなどの遊んで寛げる場所さえ確保してあげれば、仲間と一緒に遊んで過ごしてくれます。
猫の性格はツンデレと表現されますが、まるっきり嘘です。
なぜなら施設にいる子達は、みんなデレデレの甘えん坊さんばかりです。
部屋数が多くある施設なので、保護している子達と里親を希望する人たちが触れ合える部屋を作りたいとも考えていましたが、先立つ物が無いので、延び延びに成っています。
いま模索しているのは、20帖の洋室をリフォームし、ニャン子の部屋とし、希望があれば、犬とも触れ合える空間に仕上げたいと考えています。
この計画を少しずつでも進めていき、最終的に野良猫の譲渡活動に結びつけれるようにしていきます。
確かに猫は完全な室内飼いは可哀相という人が多くその声もお聞きしていますが、外に出れば、交通事故・感染症に感染など危険がいっっぱいです。
私から言わせていただければ、犬の方が野山を駆け巡り自由に生きるのが一番幸せだと思いますが、人間の身勝手(狂犬病予防法)で自由は奪われますし、生きる権利さえ奪われます。
やはり安心と安全と愛情を注いで完全室内での飼育が一番だと思います。
私が引き取り私と一緒の空間で生活をしています『明菜』ちゃん・『クリリン』君・『チビ』君は、施設の玄関からは一歩も外には出ませんし、出ようともしません。
自分自身で安心して暮らせる場所を理解しているのだと思います。
私が出入りする時に、扉のところまで追い掛けてきますが、扉の外へは出ようともしません。
自分の意思で行動しています。
ニャン子も同じだと思います。
犬も猫も同じ部屋で仲良く一緒に生活が出来ます。
子供のときに覚えた社会のルールだと考えています。
愛の肉球会の施設を巣立った子達は里親様宅で先住犬や先住猫と仲良く暮らしていると里親様から聞いています。
子供のときに覚えた社会のルール次第で完全室内飼いはストレスには成りません。
野良猫の救助活動も本格的に推し進め最終目標である不幸な動物ゼロを目指します。