下松市内の某会社敷地内で野犬に餌を与え、住み着いている野犬に対して、下松警察が会社へ出向き、飼い犬か確認をして下さり、飼い犬なら「犬の係留義務」違反に当たるとして、注意に出向いて下さりましたが、会社側から帰ってきた応えは、野犬が勝手に敷地内に住み着いているだけとの事らしいです。

それに対して、警察は野犬なら餌を与える行為は条例違反になると厳重注意をして下さったそうです。

しかし、野犬を番犬として利用しておきながら、いざとなったら飼い犬では無いなんてこんな言い訳が通るのでしょうか?

会社の建物の横には犬小屋まで設置してあるのが、道から確認も出来ています。

飼い犬では無く野犬が勝手に住み着いているだけなんて本当に人間って身勝手ですよね、

警察としましては、野犬だと言われてしまえば、「犬の係留義務」などを適用できないので、今後の対応は野犬の対応部署である、下松市と周南健康福祉センターに引き継いだとの事です。

この会社の敷地内には5匹の野犬を確認済みですが、その子達が、全て捕獲対象に成ります。

飼い犬の定義を見直さない限り、この様な無責任な人間に利用される子が後を絶たないと思います。

餌をあげて、犬小屋まで用意して敷地内で暮らさせているなら、一般常識的に考えても飼い犬でしょ、

恐らく、狂犬病予防接種も受けささず、畜犬登録もされていないと思います。

この野犬が産んだと思われる子が、この会社の社員の引き取り依頼により当施設で7匹も保護しています。

この引き取り依頼の時も、生後4ヶ月を過ぎてからでしたので、子犬の社会期も過ぎてましたので、人馴れもしていない状況でして譲渡も難しい状況だったので、7匹とも未だに飼育している様な状況です。

お母さんと思われる野犬と施設で保護している7匹は流石に親子と思えるくらいそっくりです。

この番犬として利用されていた子は、会社の前を自転車や車が通ると敷地内から飛び出してきて市民を追い掛けます。

私は巡回に回ってて何度もこの光景を目撃しているので、会社の敷地の外にまで出れない様、係留してくれれば、市民を追い掛けるなどの問題は無くなると考え警察に相談してました。

しかし、「犬の係留義務」違反に当たるとして、注意に行って下さった警察官に対し、野犬が勝手に住み着いているなんて言い訳をするなんて最悪です。

みなさんはこの問題をどう思いますか?