連日マスコミが取り上げて下さってますが、次々と問題が明るみに出ていますが、

多頭飼する個人飼育者も、第二種動物取扱業の申請が必要にしなければ成らないと思います。

第二種動物取扱業ではスタッフひとりに対する飼育頭数が今年度で上限が30匹と定められています。

保護団体だけではなく、個人にもこの申請が必要だと言う事が実証されてと思いませんか?

私たちは24時間体制で施設に泊り込んで保護っ子たちのお世話をしていますが、それでも30頭が限界と環境省は判断しているのです。

それなのに、個人だと無制限で飼育ができるなんて判断している基準がこの様な悲劇を生むと思います。

当会の場合ですと、24時間スタッフが施設に常駐して保護っ子の管理をしていますが、保護団体さんの運営状況は、通いの所も多数あります。

センターも同じですね。

18時頃に職員が帰った後は、朝の8時過ぎまで、スタッフは居ない状況と成ります。

体調の異変(容態の急変)などスタッフが来るまで都合良く待ってくれませんよね。

簡単に考えて、病院に入院患者以外、誰も居なくなれば、絶対にパニックになりますよね。

命を預かっている現場ですから、スタッフが誰も居なくなること事態、異常だと考えています。

少なくとも私自身法人化してはや7年ですが、一日も休んだ事など在りません。

保護現場の最前線は一日も休みの無い、戦場です。

その動物の取扱に慣れた人間に対して30頭と言う上限を設けている環境省が一般の飼育者には上限を設け無いこと事態異常です。

私たち活動者でも最終的に20匹が上限に成ります。

これでも一年365日と成ると、厳しい状況に陥る日も来ると思います。

スタッフが新型コロナウィルスに感染したらなんて考えると不安です。

当会の場合は、私と家内がコロナに感染した時の事を理事とも話し合いを進め、緊急で理事が山口県に応援要員として来る様に成っています。

 

この様なケースも在りますよね、18頭でも仕事を兼業しながら、飼育するなんて無理です。
「不衛生な環境だったが、すべての犬に愛情を持って接しており虐待はしていない」と容疑を否認している?
幼児虐待と同じで、虐待の基準が曖昧なだけに難しい問題ですよね。
愛情は目に見えないものですから、これに定義を設けるのは非常に難しいですよね。
しかし何処かで線引きをする必要があると思います。
保護活動をする人間・多頭飼をする人間全てに、第二種動物取扱業の申請を義務付け行政の監視下に置いて指導できる環境をつくれば、行政が職務を全うすればこの様な悲劇は抑えられると考えています。
命の取り扱う人間は、行政機関の何処かの監視下に置かれるべきだと思いませんか?
自由を主張するなら、先ずは責任を果す必要があると考えます。
動物の適正飼育頭数は、一般の飼育者で犬なら・2匹 猫なら3匹が限界だと思います。
私自身会より、6匹の犬を譲り受け飼育していますが、24時間動物と寝食を共にしている私でも、6匹で限界を感じています。
私の場合は、この6匹を誰かが譲り受け飼育しないと厳しい状況下で引き取った子です。
6匹ともに、病気や障害を持つ子で譲渡不可と判断した子です。
この子達は施設内の居住スペースを自由に走り回り過ごしていますので、ストレスなど感じていないと思いますが、私も歳ですから体力的に厳しくなっています。
これ以上譲渡不可の子が現れないように祈りながら、活動を続ける日々を送っています。
譲渡不適切の子達を救済するシステムも国に考えて欲しいです。