今日も朝から巡回に回ってましたが、平成28年当時センターにおられました職員の方と偶然出会いお話をさせて頂きました。
「当時の状況を知ろうともしない人達が大騒ぎしてますが真実はひとつで」すから頑張って下さいとね、とても有り難いお言葉を頂きました。
当時は、地元保護ボラさんや保護団体さんが頑張ってくれてましたが、子犬にまで救助が行き届かず、子犬の一般譲渡希望者なんてほぼゼロで
連日の様に数匹~数十匹の犬を殺処分が行われる本部へ移送する事に、心を痛めていましたが、当会が始めて子犬に目を向けて次々と救助をして下さった
お陰で、移送しなくても良い日が増え、職員は心より感謝してましたと感謝の言葉も頂戴しました。
当会も子犬の里親様が見付かるのか不安いっぱいの船出と成りました。
実際に当時は、里親様の挙手も少なく、譲渡すればするほど赤字補填が増える最悪な状況でした。
運営状況は、
2015年 平成27年度代表理事赤字補填金(195,000円)
2016年 平成28年度借入金(車両購入費+車検費用)(146,000円)
2016年 平成28年度代表理事赤字補填金(256,000円)
2017年 平成29年度代表理事赤字補填金(8,027円)
2018年 平成29年度代表理事赤字補填金(130,000円)
平成29年度まで赤字補填をしながらの運営でした。
そうこうしているうちに、志村動物園などで保護動物ブームと成り、周南の野犬問題をマスコミが取り上げて下さり、
日本中に周南の野犬問題が知れ渡りました。
地道な活動を続けた結果、保護犬ブームも追い風となり、子犬の里親様の挙手も増えて来ました。
その辺りから、子犬は売れると思った団体やボラが周南のセンターに押し掛け子犬の不正譲渡などのビジネスが次々と始まりました。
本来保健所から引き出し認可を受けた団体やボラが引き出した子が、認可を受けていない団体に流出する事はありませんよね。
それが何故か全国の自称保護ボラに流出しています。
香川県では6重譲渡まで見付かっています。
ボラからボラへの譲渡が5回も繰り返されて6回目の譲渡で里親様に引き取られたと言う事です。
とても衝撃的で悲しい増山事件に周南犬も多数巻き込まれています。
当会が引き出した子を保護団体やボラに譲渡した事は一度もありませんし、過去に一時預かりさんに預けたのも2回だけです。
預けた子は譲渡まで責任を持って当会がしました。
当会が里親様にお願いしている愛の肉球基金がビジネス団体の価格設定の基準に成っていると考えられます。
当会は平成27年度から子犬の救助を開始し、里親様にお願いする基金を何度も変更させて頂いてます。
基金10,000円+交通費負担金2,000円でも挙手が無い時代も続きました。
3年間試行錯誤を繰り返した結果、赤字運営にも黒字にも成らない基金の金額に辿り着きました。
その基金の金額が30,000円です。
上記の2016年 平成28年度借入金(車両購入費+車検費用)(146,000円)を支払えたのは令和2年度です。
未だに代表理事が個人的に補填しているお金は1円も返す事すら出来ていません。
当会は、法人団体ですから、会の財布と代表理事の財布は当然べつです。
代表が会に補填したお金は借入金として処理されるのが妥当かと思います。
当会を販売していると誹謗中傷しているのは、近年の状況だけを取り上げ、周南の野犬問題の根底を知ろうともしません。
周南の子犬は、30,000円なら売れると当会の譲渡状況を見て販売価格を決めている様に思えます。
周南犬の子犬に付けられている譲渡費用は35,000円~38,000円が多く100,000円のところもありましたよね。
香川県の子犬も当会の基金30,000円が基準と成っているようです。
全てを見て来た、職員の方は、「近年だけを見て全てを悟ったような誹謗中傷は悲しくなります」と嘆いていました。
周南市の野犬問題は10年以上前から始まっています。
それは、周南市役所が2011年に制定した餌やり禁止条例です。
元々周南市には野犬問題など在りませんでしたが、緑地公園で野良犬(捨て犬)に餌を与え始めた(2007年頃)のが起源だと聞いています。
最初は緑地公園内に7匹~8匹程度の野良犬が居たと市民の方からお聞きしています。
それが餌ヤリが始まって数年(3年程度)で週十匹に膨れ上がったようです。
真っ先に周南市が対策として餌やり禁止条例を制定したと聞いてます。
この餌ヤリをしていたのが、有名な餌ヤリ団体の代表です。
周南市の野犬問題を語るなら、10年以上遡ってご自身で現実を見てから判断して下さいね。
近年だけを見て野犬問題を語る事は野犬ビジネスを擁護・援護する行動です。
野犬問題の起源からご自身で事実を調べて、ご自身で確認して下さい。
真実はひとつです。
当時の職員は生き証人です。
周南センターにも当時の状況を知ってる職員も居ると思います。
その方々は何の罪も無い、子犬が毎日殺処分されている地獄を見てます。
その当時の地獄絵図を見ていた職員も多く他のセンターに移動してますが、肉球会さんの活動に感謝して応援してますと激励の言葉を
頂きました。
公務員はこの様な発言は出来ませんが、この職員は定年退職を向かえ今は公務員では在りませんので当時の証言として、
当会の事も当時の事も語れるとの事です。
その当時の地獄を見ていた職員の言葉に対してまで、非難し、綺麗毎ばかり並べているボラは信用しないで、遡って当時の地獄を知って下さい。
生き証人が居る限り、事実を捻じ曲げる事は出来ませんよね。
みなさんも、当時の地獄を見て現状と比べて下さい。
ここだけの話として読んで下さい。
当時から動愛法により、
「授乳中や離乳食中の子達は一般譲渡から外され殺処分されていましたが、肉球会さんが手の掛かる子を全て引き受けてくれた事により、
捕獲収容=殺処分と成る子を助ける事ができました」とも教えてくれました。