先ほど、家内に山口県でお世話に成っております獣医さんに往診しての接種と値段の交渉に行って来て貰いました。

1匹3,500円+消費税で往診して下さるとの事です。

今現在17匹の成犬と私が引取った6匹の成犬が居ます。

私が引取った6匹は、非課税世帯に頂いた特別給付金(家内と二人で10万円頂きましたから私の分5万円)を当て、残りを会に寄付する予定です。

風評被害により寄付金も減っていますので、運営費が底を付きそうです。

今年度から、動愛法により年に一度の健康診断も義務付けられましたし、多くの保護団体が窮地に追い込まれると思います。

獣医さんの話では、健康診断と云っても何を診断するのかが曖昧な様です。

獣医さんより「触れない生粋の野犬の健康診断が本当に出来るのか?」

「人間の危険を無視して、元気に過ごしている野犬の健康診断を優先するのか?」なぞですねとの事です。

これも診断する必要な項目が明確になれば往診してくれるとありがたい言葉を頂いています。

この様に保護団体に課せられる負担金も大きく成ってるのに、寄付金なしで活動が続けられると思いますか?

本当に苦悩の日々が続きます。

営利事業者と同じ義務を非営利団体に課すのは運営上無理があるように思います。

いまはまずウクライナへの人道的支援が最優先ですね。

その間は何とか赤字補填で切り抜けて、ウクライナ情勢が落ち着けば寄付のお願いをします。

 

野犬の全く人馴れしてない危険な子も里親様に責任を押し付けて譲渡しないと保護団体は運営出来ないのかな?

それとも生粋の野犬は見殺しにするしか方法はないのかな?

広い施設内で終生をストレスなく過ごさせる子に狂犬病予防接種なんて必要なのか疑問です。

外部の犬との接触を完全に絶って生活させる子に狂犬病予防接種なんて必要なのか疑問です。

ストレスを感じずに生きてる人間なんて皆無だと思いますよね。

 

元反社の悪友と動物愛誤法のスペースの話をしていて面白い話を聞きました。

刑務所や拘置所の独居房は3帖で雑居房は8帖らしいのですが、独居房の囚人に与えられた運動時間は一日15分らしです。

50cmの犬に与えられるスペースが4.5平米で3倍の大きさの人間に与えられるスペースが、約5平米って日本は可笑しい国ですよね。

8帖の雑居房に入れられている囚人の数は6人から8人らしいです。

保護動物は人間以上の扱いが必要なのかと大笑いされました。

医療に関しても、囚人は病気に成って自分で請願書を貰って書いて提出し受診を認められた者だけが医師に診察して貰えるだけなのに、保護動物は凄い待遇の扱いですねと驚いていました。