バベシア原虫を日本中に広めるなとお怒りの方が多いですが、
バベシア原虫を死滅させる薬が無い現状、バベシアに感染した子は引き出した団体やボラが終生飼育するしか方法が無くなります。
全てのリスクを保護団体・個人ボラで負えと言われたら、保護施設なんて直ぐにキャパオーバーに成ります。
バベシア原虫に感染していても発症せずに無症状で終生を過ごせる子も居る病気です。
これは、バベシアの検査を受けさせる・受けさせない以前の問題だと思います。
検査を受けさせてもバベシアと診断されれば保護活動者が終生飼育?
検査を受けさせなくても、発症すれば保護活動者が終生飼育?
これこそ、行政にバベシアに感染した子を日本中に広めない為に、検査を義務付けて陽性の子は殺処分なのか決めて頂かないと民間の判断だけでは答えが出せない問題だと思います。
感染症は病気ですから、国が正式に対応を決めて頂く必要が在ると思います。
みなさんの意見も是非聞かせて下さい。
バベシアを発症する子は感染している子全体の50%以下だと聞いています。
バベシアに感染しているだけで殺処分と言うのは発症率が低いだけに如何なものかと私は考えています。
治療法が在るだけに里親さんもリスクを分散して背負ってくれれば良いと私は考えています。
バベシアを日本中に広めるなと言う事なら、検査を受けさせてもバベシアに感染した子は譲渡できないことに成りますから、難しい問題だと思います。
この度見付かったバベシア原虫は沖縄県に生息しているクリイロコイタマダニと言うマダニを介して感染していくバベシアですから、日本本土にこのマダニが蔓延していなければ感染は広がらないと思います。
バベシアは無症状で発症していなくても治療が必要なんですね、
私の認識違いでした。
私はバベシアに感染した子が、発症すれば、ガナゼックで治療が出来ると認識していました。
保護活動をしてるみなさんも、ガナゼックを接種させバベシアの治療を済ませたと譲渡していますが、認識違いだったのですね。
今後保護活動をしている皆さんはバベシアに感染した子は譲渡対象から外すのかも知りたいです。
バベシア原虫を死滅させる薬がありませんから、一度感染してしまうと原虫が体内から居なくなる事は無いと言う事ですから、完治しない感染症と言う事だと思います。
愛の肉球会は、里親様の募集要項に
「12、多くの感染症の潜伏期間とされる4週間は施設にて健康観察・管理を行い発症していませんが、
劣悪な環境で野犬が産んだ子ですので、感染症に感染しているリスクが在る事だけは、ご理解願います。」
とリスクの在る事はしっかりと明記させて頂いてます。
この度バベシアカニス原虫が見付かりました子は4姉妹で2ヶ月以上健康管理を行った子ですが、4匹ともバベシアの発症した時の症状が出ていないので、安心して譲渡させて頂いた子です。