バベシア症は人間に感染しませんし、今では治療法も在る病気です。
人間にとって脅威となるのは、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)です。
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)では犬は死なないと言ってる人もおりますが、
現実は以下の通りです。
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)には治療薬は無いらしいです。
発症すれば、人間で30% 犬で40% 猫で60%が亡くなるようです。
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は、「人畜共通感染症」です。
どちらが人間に対して脅威と成るのかは一目瞭然ですよね、
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の検査は、専門機関へ検査に出さないと結果が解らないウィルスだそうです。
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の潜伏期間は6日~2週間と言われています。
山口県外に重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の保護犬を持ち出さない為には、最低でも3週間は保護施設で健康管理を行い、
発病が無い元気な子だけを譲渡すれば重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の問題はクリア出来ます。
他の感染症に対しても100%の精度を誇る検査など存在しません。
しかし潜伏期間とされる期間以上を施設で健康管理を行い、発症が観られない子だけを譲渡すれば感染症問題は全てクリアできるはず
です。
血液検査では解らない感染症や病気は数多く存在します。
譲渡後に里親様宅で感染症が発症し亡くなる悲しみを減らすためにも、体調の健康管理期間は長い方が良いと思います。
ただし、発症すれば助からない感染症や病気も在りますから、管理する団体の死亡率が高く成ると云うリスクはあります。
簡単な検査だけを済ませ、その医療費を里親様に負担させて譲渡するより、健康管理がしっかりできた子を譲渡して貰う事を里親様も
保護っ子も望んでいると思います。
保護している間のお世話は大変ですし死亡率も高く成るリスクも在りますが、
物流の様に命を扱う様なやり方は、私は絶対に反対です。
愛の肉球会は絶対にパルボウィルス感染症やバベシア症に感染した子を譲渡しない自信が在るから、お見舞金制度を取り入れられるの
です。
山口県の野犬の子犬の大半はバベシア症に感染している様に言ってる方がおられますが、それが事実なら野犬は増えませんよね。
野犬の子犬が治療して貰いに病院へ行きますか?
野犬の子犬がバベシア症に感染し発症すれば100%に近い確立で亡くなりますよ、そう考えれば野犬は減りますよね。
野犬が増えていると云う事はバベシア症やパルボに感染した子の数は少ないと言う事です。