譲渡諸費用詐欺とは、各都道府県の動物愛護センターの捕獲動物に対する対応の違いを利用した詐欺の事です。

皆様もご存知の通り山口県では、捕獲収容動物に対して一切の医療行為は行わず、一般譲渡も引き出し団体への譲渡も行っています。

これが、香川県では、初期医療に掛けた後に同じ様なシステムで、一般譲渡も引き出し団体への譲渡も行っています。

今現在、子犬の引き出し救助が多いセンターは、山口県・香川県・茨城県・埼玉県・沖縄県などですが、ペットのおうちの譲渡諸費用項目を見て頂ければ一目瞭然です。

多くの子の譲渡諸費用が3万円~5万円です。

これはおかしいと思いませんか?

センターが初期医療に掛けてから救助している子も、一切の医療に掛けられていない子も譲渡諸費用が同じだなんて摩訶不思議ですよね。

 

この譲渡諸費用詐欺に会わない為には、センターからの救助犬と募集されている場合は、引き出し救助したセンターを確認して、少し調べてくだされば直に解ると思います。

野犬ビジネスをしている人達は絶対に救助したセンターを教えてくれず、誤魔化します。

なぜ誤魔化すのかは、答えは超簡単です。

里親募集している人は、引き出し認定を受けてる人では無いからです。

例えば、東京から、山口県の子犬が募集に出されていたと仮定して、東京の保護活動家の方が、わざわざ山口県に引き出し認可を受けるために山口県に申請して、引き出しに山口県まで足を運びますか?

募集者を特定されセンターに問い合わされれば、センターが調査すれば引き出したボラも必然と特定され、転売がばれますから、困るのです。

センターが解れば、そのセンターの譲渡要綱を良く見て頂ければ、医療をどこまでセンターで済ませているか書いてあります。

センターが初期医療を済ませてくれている子は、ワクチンの接種代くらいです。

この様に巧妙に詐欺を働いて利益を得ている人が大勢いるのが現実です。

 

ビジネスは、利益を与える人が居るから成立してしまいます。

不幸な子を増やさないためにも、ビジネスマンからの譲渡は避けてください。

ビジネスマンは手口が公に成り、利益を得られなくなると必然的に撤退します。

不幸な動物を利用しての金儲けは絶対に許さないで下さい。

 

ブリーダーやペットシュップに対しては生態販売を禁止しろなんて声をあげる人が多いのに、生れもって不幸な子を利用する卑劣な野犬ビジネスを野放しにするのは支離滅裂です。

 

騙される人が減ればビジネスは成立しませんので、必ず衰退します。

 

不幸な子を減らすには皆様の協力が必要不可欠です。