先に改正いたしました譲渡諸費用に関しまして、会員様・支援者様・里親様とそれぞれ立場の違う方々より色んな意見を頂戴しました。

 

まずは、会員様・支援者様から多く寄せられましたご意見は、

①譲渡する子に掛かった諸費用だけを回収している様だけど、その内訳に施設の使用料などが入っていないが、今後どの様に施設の運営を維持していく気だ。

②バベシア症など医療を必要とする子が居る場合の医療費はどうする気だ。

☆治療が完治し、譲渡する時に里親様に医療費を全額請求するのか?

☆譲渡諸費用は一律が好ましい

③譲渡できずに施設で保護している子達の、管理費も含めて里親様に広く浅く基金を求める、いままでの方針が一番正解だろ

ほとんどが、お叱りです。

 

里親様から寄せられましたご意見は、

①譲渡諸費用を納得した人が、申し込んで譲渡して貰っているのですから、無関係の人が利益を上げている等と根拠の無いことを言う事がおかしな話で、完全無視すれば良い話ではないでしょうか

②お届け交通費は譲渡して貰う里親様が全額負担するのは当然だと思います。

以前の様に、譲渡する側が負担する方が異常だと思います。

感謝の気持ちで負担するなら、上限を決めて明確にすれば、利益などと騒ぐ事も無くなるのでは?

③譲渡諸費用とお届け交通費が最初から明確に明記されていた以前の方が、お支払いの総額が解り安心して申し込める。

お届け交通費全額負担なのは理解できても、負担額が幾らになるのか明確では無いので、高級なお寿司屋さんで時価と書かれている商品を注文するのと同じ様な気持ちで申し込まなければならない。

④公共交通(新幹線や電車・バス)の往復料金を負担して頂くようにすれば、計算方法も簡単になり、申し込み時に調べれば済むのでは?

(車でのお届けだと差額は出ると思うが、その差額分を負担して頂ければ簡単にお届け交通費が調べられる)

⑤お支払い総額は少ないほど助かりますので、出来る限り頑張ってください。

⑥お届け交通費が高額過ぎて申込者が減るそうなので、改正前に戻してください。

 

譲渡諸費用を値下げして出た弊害

①転売を目的とするビジネスマンからの譲渡申し出

注)ペットのおうちを見る限りでは子犬の譲渡費用が38,000円・50,000円・70,000円など高額な請求をされている活動者様も多く見受けられますから、愛の肉球会が25,000円で譲渡した場合、多くの差額分が利益として転売屋が儲ける事に成ります。

愛の肉球会が救出した子達を絶対にビジネスしている人には渡しません・守ります。

 

会員様・支援者様と里親様の意見が分かれるのは想定内で理解できますが、里親様の意見が大きく分かれるのは想定外でした。

 

以上のようなご意見を元に役員で改めて改正する方向で話し合っています。