心無い野犬ビジネスを支援している一部の方々が、ネット上で愛の肉球会は子犬を販売しているなど根も葉も無いフェイクニュースを流していますが、管理運営費を里親様に負担して頂き活動する事が販売だと仰るのでしょうか?

愛の肉球会が里親様に負担して頂いている金額は、

愛の肉球基金(譲渡諸費用)が3万円です。

それにプラスして

お届け交通費一部負担金

山口県内は完全無料

山陽地方へのお届けは5千円
山陰地方へのお届けは1万円
九州地方へのお届けは1万円
近畿地方へのお届けは1万円
東海地方へのお届けは1万5千円
甲信越地方・北陸地方へのお届けは1万8千円
関東地方へのお届けは2万円

と成っております。

 

この3万円には医療費も健康維持管理費・施設の維持費・愛の肉球基金全てが含まれた金額です。

皆さん知っての通り、愛の肉球会の契約獣医さんは兵庫県西宮市にて開業医を為さってますので、医療は全て西宮市まで連れて行き受けさせています。

これは、多くの子を譲渡しているからこそ、独りひとりの里親様の負担額を最低限まで減らす事が出来たのです。

愛の肉球会では側近4年間の間、毎年100匹以上の子達の命を里親様に繋いできましたが、未だに、赤字を補填した分すら回収も出来ていませんよ。

販売という言葉を使われると言う事は、利益を出していると思われての事だと思いますが、何処で利益が出ているのか?解説して欲しいです。

 

正直、私としても運営が苦しいままですので、少しは余裕を持って運営が出来ればと考えてますが、これ以上里親様の負担を増やさず運営をして利益(黒字)に成れば最高ですね。

 

私も改善しなければ成らない点は、お届け交通費一部負担金だと色々な方から、指摘頂き理解はしていますが、お届け交通費負担金の値上げは里親様の負担が大きくなると言う事ですので、消極的に成っています。

その代わりとは言いませんが、往路は高速道路を利用し、帰路は一般道路を利用する事で赤字を減らす努力をしています。

例えば、東京・神奈川・埼玉から山口県まで高速道路を利用しないと17時間以上掛かります。

ほぼ一日中運転して施設に帰り着いた後施設の子達のお世話をし、次の譲渡に備える。

お届けする車も経費の安く済む軽自動車に代えました。

ここまで、自身の負担を増やし、里親様の負担を増やさない努力をして運営を行ってます。

 

この事によって何度も施設近くの病院に緊急搬送して貰う結果と成っています。

 

また、お届けした先の里親様からは、「今日はどこかでお泊りして、明日帰られるのですか?」などと良く聞かれますが、

「少し車内で仮眠を取って直に帰ります」と応えるとビックリする人が多いです。

軽自動車に代えても、関東までお届けする経費は最低7万円は掛かります。

2匹同日にお届けさせて頂いても、総額10万円ですよね。

10万円からお届けする経費7万円を引くと2匹譲渡させて頂いて3万円回収できるだけの計算に成りますよね。

譲渡諸費用として回収できるのが1匹、1万五千円ですよ、この金額で全ての医療行為を終わらせ健康管理を行い施設の維持費を差し引いて黒字になると考えられますか?

 

愛の肉球会が子犬を販売しているとフェイクニュースを流しているのを見掛けましたら、その利益の出る根拠を示して貰ってください。

 

いま、施設で保護している子犬は8匹だけです。

周南健康福祉センターに愛の肉球会に子犬を「販売させるな」・「子犬を渡すな」とビジネス集団の支援者がクレームを入れた結果一般譲渡優先なるシステムを取り入れ、新規引出し認定を受けた人が子犬を引き出しているのが現状です。

 

愛の肉球会としましては、施設の維持費・施設で保護している成犬・成猫達の飼育費用など最低30万円以上は必要となりますから、毎月の譲渡ノルマを30万円回収できる10匹以上として活動してまいりました。

三日に一度のお届けペースを複数年に渡り継続するのは、大変な事です。

盆も正月も無く一年中里親様宅へ向けて走り回っていることを支援してくださってる方達はご存知かと思います。

 

愛の肉球会は、一年365日一日も休み無く、連日24時間体制で、保護活動に専念してる団体です。

利益を求めている団体なら、絶対に赤字になる様なお届けはしません。

愛の肉球会の役員もスタッフも報酬など一度も頂いた事は無く、全員が無償ボランティアです。

無償ボランティアという言葉を使わなくては理解されない保護業界がおかしいですよね。

ボランティアと言えば見返りを求めず社会奉仕する人の事を指す言葉だと私は認識してましたが、動物保護業界の中には、無償ボランティア・有償ボランティアなる言葉が在りますからビックリしてます。

 

運営が楽に行えるよう、黒字になる方法を教えて欲しいです。

私が絶対に譲れない条件は、

これ以上里親様の負担を増やさない。

これ以上の経費削減は無理です。

お届けは、譲渡する子と一緒に感謝の気持ちをお届けしたいので、ボランティアの人に任す事はできません。

支援者を増やせ?

(これに関しましては、愛の肉球会のフェイクニュースを流している人が多いうえ、私がこのプログ以外のSNSの使用方法を理解出来ていないアナログ人間なので、難しいです。

これまでも、利用者の多いインスタ・ツイッター・フェイスブックなどで、保護活動報告を発信して支援者を増やせと助言を頂いてますが、アナログ世代の私には難しくてできませんでした)

 

最後に、保護活動者はまさにアリ地獄です。

活動に手を出してしまうと負のループが続き抜け出せません。

保護活動を止めるのは簡単で、私の場合ですと保護活動を止めて西宮に帰れば私自身は元の生活の戻れますが、終生保護を決めている子達の事を考えれば止められませんよね。

普通の家庭では、2匹くらい飼育するのが限界です。

2匹は西宮へ連れて帰る事が出来たとしても他の保護っ子はどうするんだ?という事に成ります。

譲渡も出来ない、連れて帰ることも難しいとなれば、センターに連れて行き殺処分対象にするしか方法は残されていません。

私には、絶対に選択できないです。

この様にして抜け出せないアリ地獄状態と成ります。

保護活動を考えている皆さんも良く考えて行動して下さい。

保護している子が居る限り保護活動から抜け出す事が出来なく成ります。

施設にて保護している子は基本譲渡が出来ない難しい子ばかりです。

最後は保護している子を切り捨てない限り抜け出せないアリ地獄と成ります。

保護活動者の人が途中から利益を求めだし金の亡者となるのもお金が無くては保護している子を守れないからです。

保護している子を切り捨てることが出来ないからです。

この負の無限ループに陥りますので、これから保護活動をとお考えの方は良く考えて行動して下さい。

最後に保護している動物を切り捨てる決断の出来ない人は保護活動を控えるのが正解だと思います。

私は今までと同じ救助活動を続けながら、既に保護している子達の譲渡にも力を入れて行こうと考えています。