多くの保護団体では、犬を100匹と猫を100匹以上保護してますなど、自慢げに支援金や寄付金を集めていますが、

動物愛護管理法が改正され、令和4年度から段階的に施行されます、保護っ子をお世話するスタッフ独りに対する保護する動物の上限制度令和4年度が30匹で令和5年度には20匹と成ります。

第二種動物取扱い業の申請をしている行政機関からすでに、団体へ通達が廻っているはずです。

犬と猫合わせて20匹が上限のようですから、多くの保護っ子を抱えておられます団体さんは継続運営の危機に迫られると思います。

この改正に当たって、国から、上限50万円の助成金が出るらしいのですが、こんな金額でスタッフを雇用できませんよね。

スタッフが足りない団体は雇えと言う事ですよね。

この改正を知りながら、多くの保護っ子を保護している事を謳い文句に支援金や寄付金を集める事は、許される行為でしょうか?

いざ施行されれば、国が動物愛護法を改正したせいで、継続して保護出来なくなったと、行政に責任を押し付けるのでしょうね、

金集めに精を出す前に、この上限から溢れ出る子達の、行く末を考えて行動すべきだと思いませんか?

愛の肉球会では、最終上限の20匹に成っても、今まで通りの活動が出来ますよう、無償ボランティアのスタッフが見付からない場合、西宮に残り活動している二人の理事が週に3日づつ山口県の施設に詰めて、お世話に当たると施設での活動を3人体制にする予定です。

これで、現在、施設で保護している子達も安泰ですし、これまで通り子犬の引き出し救助も行えます。

 

実際、この上限制度もいい加減ですよね、愛の肉球会の場合ですと法人として登録している社員の数は4名ですが、山口県の施設に常駐しているのは、監事の私と家内の二人です。

まず、この上限のシステムは、常駐してお世話をするスタッフの人数なのか?社員の人数なのか明確では在りません。

愛の肉球会は、理事3名と監事の私の4名が社員と成ります。

家内は完全無償のボランティアスタッフと成ります。

絶対に社員の数だけ保護できると言い張る団体も出てくると思いますが、現実は常駐するスタッフの数にあわせるべきだと思います。

愛の肉球会の場合ですと、最悪の場合、代表理事に平生町の施設へ移り住んで貰い、生活費だけアルバイトでもして稼いで貰う、など方法は色々と在りますので、ただし、この方法ですと赤字補填が出来なくなってしまうという大きなデメリットもあります。

完全施行されるまで後二年の猶予がありますので、役員と話し合って最善策を見付けてこの上限制度に臨んで行きたいと思います。

 

多くの保護っ子を売りにしている団体さんが対応できるのか?疑問です。