獣医さんに病気の説明もして頂きましたが、謎が多すぎて対応策を考えられないで、頭を痛めています。
感染するのか?・遺伝するのか?・先天性のものなのか?・突発性のものなのか?・
報告されている症例も少なく、確定した事が何も解っていない病気です。
この様な病気にどの様に対応するのが、正解なのか答えが導き出せません。
事前に健康診断で予測する事なんて出来ないと獣医からの返答ですので、里親様にリスクを背負って頂くしか対応が出来ません。
アジソン病以外の病気もいつ掛るか?発症するか?全てが謎ですので、病気に関しましては、里親様宅の家族に成るのですから、リスクは背負って当然とも考えられますが、この様な病気が発覚した以上里親様にこの病気の事を理解して頂き、譲渡するしか方法が無いように思います。
世間の人が熟知している人間で例えばインフルエンザ・コロナウィルス・盲腸などの様う病気なら、態々事前に病気を伝える必要も無いと思いますが、あまり知られて居ない病気だけに、アジソン病なる病気もありますと知らせておけば発症しても慌てる事も無く、対処して頂けると思いますので、譲渡契約時に病気の存在と症状を伝えてから契約という形を取りたいと考えています。
アジソン病に神経質になるのには、この病気が発症すれば、一刻も早い治療が必要だからです。
愛の肉球会でもこのアジソン病が原因で亡くなった子は必ず居ると思います。
これまで、原因不明で急死した子の症状にアジソン病に近い症状が出て亡くなった子が多いです。
行き成り症状が現れ、対処も出来ない間に虹の橋を渡る子が多いです。
実質パルボウィルスより怖いです。
パルボウィルスなら発症して死に至るまでに、治療する時間は在りますが、アジソン病は発症後数時間で死に至る恐ろしい病気です。
発症すれば1分でも1秒でも早く薬を投薬した方が生存率も高くなりますので、里親様にこの病気の存在と対処法(投薬する薬品名)を事前に知らせて譲渡した方が絶対に良いと私は思いますので、愛の肉球会と致しましては、譲渡時にアジソン病の事を伝えて契約するように対応していきます。
この辺りは臨時役員会を開き承諾を得たいと思います。