愛の肉球会が獣医さんにお願いしています健康診断は一般にペットショップで販売されている子達と同じ内容ですが、里親様の考えておられる健康診断とは、それぞれ見解の違いが在りますので、とても理解して頂くのは難しいです。
人間でも町の医院で行う健康診断と総合病院で行う人間ドッグの健康診断とでは、結果が全然違う結果が出る時がありますよね。
どこまで検査するか?
どこまで詳細な検査をするかで検査結果が違うと思います。
当然、愛の肉球会で行って頂いている健康診断は簡易なものです。
最近ではペットショップで販売されている子でも、病気の保証を付けて販売されている子を多く診掛けますが、大体医療費として6万円前後販売価格とは別に必要かと思います。
健康診断結果異常無しと診断されそのまま記載すると、病気が見付かった時に健康だと思ったから里親に挙手したのになどと考え方の違いでトラブルも起きますよね。
私の考えは、ペットショップで販売されている子達と同等の最低限の健康診断だけ受けさせ、譲渡諸費用を抑えて里親様の負担を減らす方が賢明かと考えています。
正直、保証を付けて譲渡出来るほどの、検査を受けさせて高額な譲渡諸費用を請求するよりも良いと思います。
劣悪な環境で生まれ育ってきた子の命に保証など付けるのは絶対に不可能だと思います。
いま世界中が大騒ぎしているコロナウィルス感染症なんて誰も予測すら出来なかったと思います。
命の保証なんて大統領でも総理大臣でも天皇陛下でも保証できないと思います。
いつ病気になるか?
何の病気になるか?
何の病気で死ぬのか?
事故で死ぬのか?
いつ死ぬのか?
誰にも解らないと思います。
それに対しての保証など絶対に無理だと考えます。
無責任な発言だと思われるかも知れませんが、獣医さんの健康診断時に、発症していない細菌性の病気やウィルス性の病気に感染していても肉眼で見えない以上健康診断はクリアしてしまうと思いますから、意見の相違が在っても譲渡契約書に基づいて話を進めて行くのがトラブル回避には最善の方法と考えますが私の考え方が可笑しいでしょうか?
この様なプログを書いたのには譲渡後に細菌性皮膚炎が見付かったようで、健康診断時にはすでに細菌が皮膚に付着していたようなのですが、細菌なんて目に見えませんから皮膚炎が発症していれば獣医さんも私も治療を終えてから譲渡しますが、気付かないままに譲渡してしまった様で、医療費の負担でトラブルに成りそうでしたが、里親様が理解して下さりましたので、トラブルは回避できましたが、見解の相違が一番難しいです。
ただ、人間の場合だと、街の医院で見落とされたガンでも総合病院で詳細な検査でガンが見付かっても見落としたドクターを誰も責めませんよね。
里親制度は命を受け継ぐ制度だと考えれば、受け継いだ里親様の責任が一番重いと私は理解していますから、譲渡時の費用やお届け交通費の負担だけでも少しでも軽くしたいと考え、お届けの車もガソリン代も高速代も安く済む軽自動車に変えましたし、お届けした帰り道は出来る限り高速道路の利用も控えています。
お届け交通費の負担も新幹線での片道分だけしかお願いはしていません。
私自身が頑張れば里親様の負担が軽減できると考えているからこそ続ける事ができているのだと思います。
愛の肉球会が里親様にお願いしている交通費の負担金は高いと思いますか?
山口県を除く中国地方 5,000円
鹿児島を除く九州地方と近畿地方 10,000円
中部地方 15,000円
関東地方 20,000円
正直この様な金額では山口県より行って帰ることは出来ません。
少しでも赤字を減らすための苦肉の策がガソリン代も高速代も安い軽自動車でのお届けと帰り道の一般道路利用です。