周南健康福祉センターに捕獲収容されます子犬は、生まれ育った環境が劣悪な状態ですので、栄養不良の子も多くいですが、それよりも、空腹のために、なんでも食べてしまってる様で、これまでに愛の肉球会が引き出し救助した子の便の中から確認されている物は、ナイロン紐・ワラ・小石・小枝等々です。

すべて消化されずに排出されていますから、この様に消化されないまま腸に残り炎症を起こさせている物が在るかもしれません。

週齢が小さいほど腸炎を起こす子が多いです。

理由は、便と一緒に対外へ排出する力が弱いので消化されないまま体内(腸)に残ってしまい炎症を起こさせているかもと獣医さんから聞いています。

成犬にえさを与えて野犬を繁殖させている餌やり団体に一番聞きたい事は、成犬が餓死するのは可哀想で、この様に苦しんで亡くなる子は可哀想ではないのか?・殺処分される子は可哀想じゃ無いのか?

餌を与えないと餓死してしまうから、可哀想だとは本当に身勝手な言い分ですよね。

『なぎさ』ちゃん姉妹と『あんみつ』ちゃん兄妹の7匹は腸炎と闘っていますので、『あんみつ』ちゃん兄妹はワクチン接種は終わりましたが、腸炎の治療中ですので、里親様の募集は見送っています。

万が一にも消化されずに体内に残っていたら、腸内で腐敗して炎症を起こさせていると仮定すれば、治療法が見付からず、命を助ける方法が無いと獣医さんもお手上げ状態です。

手術して腸内から取り出すか?下剤を飲ませて便と一緒に排出させるか?どちらの方法も週齢の小さな子供には難しいとの事です。

昨年から、獣医さんの尽力により、バベシアを完治させてくれ、治療法を見付てくださいまして、バベシア症を克服して下さりましたが、今年は腸炎との闘いに成りそうです。

寄生虫(回虫・コクシジウム原虫)から始まり、細菌性腸炎(カンピロバクター菌・サルモネラ菌)・バベシア原虫と克服して下さりましたが、今年は、誤飲食物による、腸炎との闘いが始まってます。