本日緊急で生後5ヶ月くらいの子犬を引き取って欲しいと千葉県の方より依頼がきました。
事情を聞くと山口県の保健所から某ボランティアが引き出した子を里親として引き取ったらしく、
山口県の野犬の扱いに慣れている愛の肉球会に引き取って欲しいとの事でしたが、
私が考えるには、このセンターから引き出して譲渡したボランティアさんと話し合って引き取って貰うのが筋だと助言したところ、
譲渡された時から咬み癖がある攻撃的な子で、
譲渡の時に咬み癖が在るなど説明がされなかったと云う事で、
その辺りを譲渡したボランティアさんに追求していくと引き取りますが、引き取り料として20万円も請求されたと言うのです。
無責任な譲渡が招いた結果ですよね。
躾で何とか成る子も居ますし、難しい子も居るのが事実です。
この子を譲渡したボランティアさんは千葉県在住で、山口県の保健所から来た子だと言うだけで、どこのセンターから引き出された子かすら解らないみたいです。
これこそが二重三重譲渡ビジネスの落とし穴ですよね。
この自称ボランティアさんは山口県の保健所から引き出してきた子を仲介譲渡しただけで、攻撃的な子なんて知らなかったと言っているらしいです。
一日も自分でお世話もせずに譲渡するなんて無責任すぎますよね。
子犬を右から左に横流ししたビジネスです。
挙句の果てに20万もの引き取り料を要求するなんて、信じられませんよね。
結果として愛の肉球会では、多くの子(病気で譲渡不適切と判断された子・咬み癖の在る子・野犬の成犬で子犬と一緒に引き出した子で人馴れが難しい子)を抱えていますので、引き取る事は難しい旨お伝えしました。
私の意見として、この子をセンターから引き出した人が責任を持って対処すべき事案かと思います。
一応この子のDNA鑑定をお願いしました。
DNA鑑定の結果次第で引き出されたセンターが絞り込めると思います。
皆さんも知っての通りビジネスに利用されている子は周南福祉健康センターと山口健康福祉センター防府支所の子ばかりですから、周南福祉健康センターから引き出された子なら愛の肉球会がDNA鑑定した子達と同じかと思います。
DNAの鑑定結果次第で、センターを追求して多重譲渡をビジネスとしている人をセンターから締め出せるかと思います。
この引き取り依頼は、以前周南福祉健康センターから野犬の成犬2匹も代理引き出しの依頼をして下さった東京の里親様で野犬の扱いにとても慣れている人が居る事を思い出しましたので、至急連絡を取って躾をお願いをしてみました。
明日から千葉まで通ってやってみると快く承諾してくださりましたので、一件落着と成りそうです。