昨夜21時過ぎに周南市民の方より、家に帰ったらガレージに赤ちゃん犬が1匹いるので、保護してあげて欲しいと依頼が入りましたので、直ぐに現地に向かいガレージに居た赤ちゃん犬は保護しましたが、低体温症で衰弱しており、何とかその場で使い捨てカイロなどを使って手足をバタつかせ鳴声をあげるまでに回復してくれたので、周辺で母犬を探しましたが暗くて見付ける事が出来ませんでした。
赤ちゃん犬を保護して施設に連れ帰りミルクを飲ませ少しは飲んでくれましたが、明け方に息を引き取ってしまいました。
へその緒もまだ付いたまま乾燥もしていませんでしたので、野生の習性で母犬が産んで直ぐ体調が悪い子だったので非常にも見捨てた子だと思い、ガレージの近くで出産している可能性が強いので、朝から周辺を探しに行って来ました。
2匹の赤ちゃん犬を生んでいる母犬を見付けましたので、今夜からの寒波に備えて、保護依頼者にガレージに犬小屋を置かせていただけないか説明して了解を得て犬小屋を置かせて頂いて、毛布を敷いて、2匹の赤ちゃん犬を犬小屋に移したところ母犬も犬小屋へ移動してくれましたので、1ヶ月間そこで母犬に育てて貰ってから愛の肉球会で保護して里親様に繋げる予定です。
昨夜連れて帰りました子は女の子でした、今日母犬と一緒に巣を移動させた2匹の子は男の子でした。
保護依頼者様ご家族が1ヶ月間見守って下さり異変が起きれば仔犬だけ直ぐに保護して貰うことに成りましたので、安心です。
一応依頼者様にエサなどの必要な物を預け、注意事項も伝えて来ましたので、子育て中は母犬も安心です。
1ヶ月では難しいと思いますが、母犬が少しでも人馴れしていれば一緒に保護する予定です。
赤ちゃんを犬小屋に移動させ離れた所から見守っていましたら躊躇無く母犬が犬小屋へ入って母乳を飲ませだしたのでその場所で育ててくれると祈ってます。
昨夜の子は亡くなってしまいましたが『苺』ちゃんと名付け、2匹の男の子は『タロー』君と『ジロー』君と名付けました。
南極物語のタローとジローの様に強く生き延びて幸せに成って欲しいとの願いを込めて付けた名前です。
慌ててたので写真を撮ってませんので、様子を見に行った時に『タロー』君と『ジロー』君の写真を撮って報告させて頂きますので、楽しみに待っていて下さい。