子どもを産んで、いいんだよ/城谷 宏美
¥1,365
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さつきさん に返してから、ブログしようと思っていたのに
先週返しそびれちゃって・・・来年返しますから!!

もう、だいぶ前に借りて、その日に2回読んでしまったこの本。

「子どもを産んでいいんだよ」

タイトルとこの表紙の質感から、ふんわりしあわせなお産本
に感じますが、読んでいくと、あれ?????

この城谷 宏美さんの妊娠から出産までの
なんとも言えぬ日々が綴られているこの本。

この宏美さんのケースは、多くの方にあてはまるものではないけれど

パートナーとの葛藤、自分との葛藤
わたしが、“おかあさん、命を育むもの”として変化していく心の成長

が、リアルに綴られていると思います。

わかるわかる・・・
と、読んだところは、さまざまな場面で自分を否定してしまうところ。

私は、“おかあさん”になって
自分のダメなところにものすごく対面し、すごくすごく落ち込みました。
それまでも知っていたけれど、見ないふりや隠すことができていたんですね。
見ないふりというか、見たくなかった・・・ だって、痛いもの。

すべてではないけれど、こんなところからも産後うつに繋がるのです。
でも、私はベビーマッサージなどの出逢いで、

どんな自分も感じていいんだよ

を受け取り、学びました。
でもまだまだ、「はぁ~やっちゃった・・・ダメだあたし・・・」
と、ダウンダウンなっては、またアップアップで、繰り返してます(笑)


宏美さんは、切なく、つらい時間の中で
(上記の落ち込みなんて、くらべものにならないくらいのもの)
でも、たいせつなたいせつなことにも、どんどん気づいていきます。
さまざまな痛みや悲しみは、かけがえのない愛への道でした。

家族はもちろん、自分への愛も。

「痛みや悲しみから、自分がどうしたいのかを学べます。
 痛み悲しみは、チャレンジした人だけがもらえるご褒美です。
 痛みの数だけ、産まれます。
 新しいいのちが、産まれます。
 お産と、同じ。
 だから、だいじょうぶ。そのままで、だいじょうぶ」

                         『子どもを産んで、いいんだよ』 より


 スライドショーイベント 行きたかったなぁ~(って、いつの話だか)


いつかまた、開催されるのを願って!!

城谷宏美さんと山元加津子さん
似ているような気がしました。