あの夏の日の夕方から、
貴方は私の瞳を見つめて話すことが
普通になっていった。
ほんの一瞬の会話でも、私を見つめているのがわかるの。
私も嬉しくてつい、瞳を合わせて会話をするようになった。
貴方に変に思われない程度にね、
貴方の瞳を見つめて
その時だけは、 瞳と瞳が合う幸せを感じているの。
それはもう、
仕事はもちろんだけど、
なんてことない日常の所作1つ1つから、
草木や花、空や風、大地。
数多の生命の輝きにさえ「ありがとう」を伝えたくなるほどに。
貴方の瞳に写ってる私の姿が、
「貴方にとって美しい人」として認定されてると 嬉しいのにな~って
そんな
ありもしない願望を胸に
私は今日も貴方を想い、
届かない愛の言霊を綴っている。
貴方の 鋭くて優しさに溢れる瞳が好きな 私より
愛をこめて・・・・
~愛しい貴方へ~