1日のことを「ついたち」とよむのはなぜ? | みどりの自分色円満塾

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こんにちは!
水蓮流ことだま鑑定師のみどりです。


気まぐれ更新ですが、
読んでくださりありがとうございます。


 

今年の7月から

地元の高校で日本語教師になりました。

※インドネシアは7月が学校の年度はじめです

 

仕事は増えましたが、

おかげで日本語に関する視点が増えました。

 

どういう視点かというと…

「日本語ノンネイティブ者の視点」

「日本語学習者の視点」です。

 

私がなんとも思っていなかったことに、

「なんで??」と疑問に思われたり、

生徒たちにさっぱり理解されなかったりすると、

「あ、ここにはなにか

日本人/日本語ならの何かがあるっぽい」

と気付かされます。

 

それを調べていくことで

私も日本語を再学習できるんです!

 

今日はそのうちの一つをご紹介しますね。

 

 

次の学習テーマは「日付」。

○月○日と言えるようになるのが目標です。

 

授業の前に予習したところ、

自分自身がわからないところがでてきました。

 

カレンダーを読むときに、

 

1日…ついたち

2日…ふつか

3日…みっか

4日…よっか

 

と、読んでいきますよね?

 

これは数字の昔ながらの読み方「ひふみよ…」に

日(か)をつけたものです。

 

それならば、

なぜ「1日」は「ひとか」または「ひっか」と

言わないのでしょうか。

 

うーむ、短歌だと「一日=ひとひ」と読むんですよねぇ。

 

なんで「ついたち」なの?

 

ひふみの「ひ」も

日の「か」も

どこへいったの???

 

なぜなんだーーーーー!?

わからんハッ

 

…となりまして。

 

生徒に聞かれると困るので調べました。

 

すると以下のようなことがわかりました。

 

 

平安時代のころは「ひとひ」と言っていた

ひとひ(1日)だと、

「ある日」「24時間」などの

意味もあり混同しやすくなる

別の言い方にしよう❣

昔の暦は月を基にした太陰暦で、

1ヶ月のはじまりは新月(朔)の日だった。

新月(朔)は「月が立つ」日。

※この場合、立つ=現れる、出現する、はじまるの意味。

 「旅立つ」などと同じですね~。

月立つ(つきたつ)

ついたちに変化

 

…こんな経緯なのだそうです。

 

そうだったのか~。

(でもこれ、インドネシア語で説明するの、大変だナ笑い泣き

 

月が立つが「ついたち」の語源だったなんて。

自然と一緒に暮らしてきたご先祖様が

身近に感じられました。

 

 

これまでなんの疑問もなく「ついたち」と言っていましたが、
いざ教えるとなると、

はじめて日本語に接する生徒たちの目を介して

日本語への新しい「問い」がたくさん出てきます。

 

だから、また新しい発見に出会えるんですよね。

 

インドネシアの生徒たちから

私も学ぶことがたくさんです。

みんな、ありがとう~😍

 

これからもシェアしていきますね。

 

(水蓮流ことだま鑑定師 みどり)

 

 

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