オットと国立大1年生息子との3人家
オットは転勤で 同県内に単身赴任中
息子は   自宅から電車通学

R3.4月  遠方独居の父の認知症発覚で
遠距離支援・介護がスタート

モラハラ・パワハラ親父が
認知症により  更に自分本位の
身勝手なじいさんへとパワーアップ

令和5年4月の終わりから
我が家の近くの
介護付き有料老人ホームに
入所しましたが
娘に財産を奪われた
……という思い込みと
強い帰宅願望があり
中々安心できません

男尊女卑の父・長男信仰の母に
贔屓され甘やかされて育った兄は
借金を繰り返した挙句出ていき 
20年音信不通の所在不明

息子娘格差で
悔しい思いをして育った私が
父と実家の面倒ごと全てを
背負う羽目に⋯

オットはオットで
依存心が強く粘着質の義母の世話で
度々 遠方の実家対応に通ってます



ココ最近  立て続けに

その行動から「認知症かな?」と思われる

高齢の方を見かけた事で

何気に  ダメージをくらった感じの私




認知症になる要因は

沢山あるみたいだけど

認知症患者が爆増している原因は

間違いなく  寿命が延びたこと




医療の発達や  サプリの普及で

身体の健康寿命は飛躍的に延びたけど

それに対して

脳の健康寿命が  追いつかない状態




身体の衰えで  身体介護になった人も

頭がしっかりしている分

辛い気持ちは強いだろうし

それを介護する人も

勿論   とてつもなく大変だと思う




認知症の人は

嫌な事も忘れるだろうし

周りに迷惑をかけてるとしても

その自覚が無かったりで

周囲はどうであれ

本人は 幸せなのでは?

……と思ってしまうが……





店内放送のBGMにノリノリで

手拍子してたお婆さん

シネコンの  上映予告の立て看板に

大ぶりジェスチャーで

語りかけてたお爺さんも

確かに   楽しそうにしておられたが……




だけど  それは  一般的ではない

風変わりな行動であることに変わりなく

それは「奇行」と呼べる類のもの






本人に危険もなく   周りに実害もない

微笑ましい「奇行」ばかりならいいけど

勿論   そうじゃないから

認知症の介護は大変と言われる訳で……




頑張って苦労を乗り換えて生きてきた人

いい加減に  人に迷惑をかけながら

生きてきた人

子どもから愛されてる良親

憎まれてる毒親

色んな人生を長く生きてきて……




最終形態が「認知症」では

やはり  気の毒でならんのよね




どんな良親でも

認知症の症状によっては

子を苦しめ  憎まれてしまうことも

多々ある




認知症じゃなければ 

最愛の我が子を苦しめること無く

疎まれることなく人生を

終えられただろうに……

そういうケースだって少なくないよね




私にとって父は

子供の頃から  高圧的で怖い存在で

親子仲は  決して良好ではなく

年に1、2回しか会うことの無いくらいの

疎遠具合だったが




父が認知症にならなければ……

距離を保ちながら

昔の黒々とした思いを

封印できていたと思う

(終活面の不満は  どの道  爆発しただろうけど)





誰だって  我が子に疎まれたくないよね




だけど   父にとって    私は今

全財産を奪って  施設に放り込んだ

憎き相手

それは 事実では無いけど

父の中では  それが真実




認知症って病気は

やっぱり  怖くて残酷だわ





 大学1年生の息子には
チック症状があります
(運動チック・音声チック)

10歳前後の最悪気を乗り越え
中学生時代は周囲からも
「治った」と思われるくらい
症状が軽快しましたが
過度のストレスや疲れ
環境の変化等で症状が強くなることも·····
·····とは言え  日常生活は
ほぼ影響なく過ごせてます