オットと高校3年の息子との3人家族

R3.4月  遠方独居の父の認知症発覚で
遠距離支援・介護がスタート

モラハラ・パワハラ親父が
認知症により  更に自分本位の
身勝手なじいさんへとパワーアップ

令和5年4月の終わりから
我が家の近くの
介護付き有料老人ホームに
入所しましたが
娘に財産を奪われた
……という思い込みと
強い帰宅願望があり
中々安心できません

男尊女卑の父・長男信仰の母に
贔屓され甘やかされて育った兄は
借金を繰り返した挙句出ていき 
20年音信不通の所在不明

息子娘格差で
悔しい思いをして育った私が
父と実家の面倒ごと全てを
背負う羽目に……

オットはオットで
遠方独居・依存心強めの
構ってちゃんな義母の為
度々  実家対応に通ってます

 
1990年代に
国際エミー賞ドキュメンタリー部門で
最優秀賞を受賞した
「ふうつのままで
     ~ある障がい者夫婦の日常~」
のリメイク版の動画が
オススメに上がっていたので
視聴したんだけど



何とも複雑な気分になり
色々と考えてしまった
今日   午前中   掃除・洗濯していても
買い出しに出ている間も
ずっと  考えてたわ(^_^;)



概要は  こう⬇


脳性マヒによる重度障がいを持つ二人が
「ふつうの幸せ」を求め
両親の反対を押し切って結婚し
間もなく  ひとり息子が生まれる


夫婦の収入源は   
障がい者年金と生活保護費


そして三人の生活を支えたのは
週に何時間かの訪問ヘルパーと
ボランティアの方々


近所の主婦達が
育児を手伝ったのが始まりで
やがて  一家の24時間介護へと
発展していく·····




私は  障がいの有無に関わらず
結婚し  子どもを生む権利は
守られて当然だと思うし


そういう人達を
サポートできる社会であるべきだとも思う


夫婦の間に生まれてきた
子どもさんについて
可哀想・不幸という意見が散見されるけど



健常者の親の元に生まれても
愛されず虐待される子も居て
障がい者夫婦の元に生まれたとしても
愛され大事にされる子も居て……



だから   障がい者夫婦の元に生まれた
……イコール不幸・可哀想とは
一概には言えないと思うし



それは  本人さんが感じ
判断する事なので
周りがあーだこーだと憶測で
断言すべきじゃないとも思ってる



そう思うんだけど
こういうケースを
ただただ  素晴らしいと
綺麗ごとだけで語るのも
いけないと思う




ご夫婦は  子どもをもつ選択をしたけれど
生まれてきた子には  選択肢は無い



ご夫婦は  子どもさんを
介護要員にする気なんて
無いとは思うけど



その子どもさんは
生まれ落ちたその日から
重度障がい者夫婦の子ども



子どもの間は   子ども自身も
周りのサポートを受け
守られる存在で居られるけど



大人になったら……どうなんだろう?



それまでは全面的に
福祉とボランティアのサポートに
頼ってきたとして
子どもが成人すれば……
親の面倒は  子どもがすべきとされる事も
出てくるんじゃない?




私は  介護という介護はしておらず
父が要介護になって2年足らずで
遠距離を通っての父の面倒に限界を感じ
半ば強制的に
老人ホームに入所して貰った



介護世代の私だって
親の介護が  のしかかってくるかと思うと
今後の人生  潰されるんじゃないかとか
自分の心身がもたないんじゃないかとか
不安や恐怖で押しつぶされそうだった



そのご夫婦の子どもさんは
ある程度の年齢になった時
将来の不安を感じたり
しなかったのだろうか?



いくら  ご夫婦が
「子どもに介護をさせる気は無い」
……と思っていても



子どもさんが18歳以上になって
ご近所のボランティアさん任せで
親の世話や介護の事を考えず
ノータッチで居られるかと言えば
絶対   そうはならないだろう



私としては  その子には
親の世話や介護に縛られず
自分の人生を歩んで欲しい
切に願うが……




このリメイク版動画の配信の告知に
多くのコメントが寄せられていて
子どもを生んだ事への批判や
子どもさんの将来を
心配する意見が多く見られた



そんな中
こんなコメントもあった⬇





これ  こういう考え方が
子どもを  苦しめるんだよ



一概に  「不幸だ」「可哀想だ」
勝手に  断言するのも違うけど
「子どもさんがお世話してくれるよ」
などと   簡単に思ったり
ましてや  それを口にするのは
大間違い



しかも  兄弟姉妹が多く居てくれたら
皆で分担できるとか…
脳内フラワーパークだわ



否定的な意見に対して
介護イコール不幸と決めつけるな
介護は  不幸じゃない
反論意見もあったが



それも  私には
綺麗ごとにしか思えないし
そのセリフは
子どもさんに  介護すべきと
言ってるようなもん……て気がするもやもや




先にも書いたように
障がいの有無に関わらず
結婚し子どもを生む権利はあって
それをサポートできるくらいの
社会でなくちゃ……と思ってはいるが



子どもを生む……という選択においては
この方の意見⬇が  
自分が夫婦の立場になって考えた時
しっくりくるかなと感じた




子どもには  別の人格があり人生がある
……ここが一番重要よね

 


現在  60代半ばになられたご夫婦は
YouTubeで動画配信されていて
重度訪問介護と
介護保険サービスの狭間問題や
老化に伴い  出来ない事も出てきた事に 
悩んでおられる



福祉サービスだけでは足りない……
となると  やはり子どもさんが?
と心配になったが



どうも  ご夫婦のチャンネルには
子どもさんは一切出てこないし
子どもさんの話題すら出ない……



単に  メディアに
露出したくないからなのか
あまり  ご夫婦と
関わってらっしゃらないのか……



今後のご夫婦の幸せは勿論のこと
子どもさんも  どうかどうか  幸せに
ご自身の人生を歩んでおられることを
願っております……


 


ヘルパーさんは夜間対応されないので
要請があれば  
ご近所の主婦ボランティアさん達が
夜間対応されておられます(当時)


頭が下がる思いですが
自分が  そのご近所に住んでいたら……
……と想像した時……
色々と考えさせられるものがあります


 公立進学校高校に通う息子には
チック症状があります
(運動チック・音声チック)

10歳前後の最悪気を乗り越え
中学生時代は周囲からも
「治った」と思われるくらい
症状が軽快しましたが
高校3年になり受験生としての
ストレスや緊張から
再び症状が目立つように……
とは言え  日常生活には
ほぼ影響なく過ごせてます