有名な日光東照宮は、江戸幕府を開いた初代将軍・徳川家康をご祭神とし、
世界史上類のない長期泰平の世だった江戸時代。
東照宮に彫られた数々の生き物、眠り猫や、猿、獏(ばく)等は、いずれも平和を象徴しています。
獏と象
三猿
眠り猫
奥の院には家康のお墓があります。こちらは落ち着いた厳かなたたずまいです。
輪王寺はまだ修復中でした。
東照宮が日光に遷されるまで日光山参詣の中心だったのは滝尾神社でした。
弘法大師空海がこの地で修行し田心姫命(たごりひめのみこと)を感得された場所で、「日光の聖地」と呼ばれ称えられてきたところです。
ご神木 三本杉
空海が修行された清々しく素晴らしい場所です。
精気があふれているようで、体が軽くすっきりしてきました。
「こんな場所知らなかった。」
「この雰囲気がすごくいいですね。」
という声多し。
そして、本日最後の訪問地は中禅寺湖の千手が浜。 湖の西にある美しい浜です。
勝道上人がこの近辺で千手観音を感得したといわれ、以前は近くに上人が建立した千手観音堂の跡が残っていましたが、2016年11月に立派な千手堂が建てられました。
こちらには日光輪王寺の千手観音像が収められています。そのお写真です。
千手が浜までの散策路には、クリンソウが咲き乱れ、浄土のような美しさ。
途中、必ず立ち寄る「仙人庵」さんでご主人のお話をお聞きし、暖かいコーヒーをいただきました。 身に染みる美味しさでした。 ありがとうございました。
最終のバスで赤沼に戻り、今日は奥日光の湯元温泉に一泊。
皆さまお疲れさまでした。