長野説法会を控えて、一歩先んじて小諸入りした上祐代表は、真楽寺にお参りされました。このお寺は仁王門から観音堂に続く参道が吹き抜けのようになって おり、たいへん氣の流れがよく、瞑想にも最適な場所でもあるようです。

 5月には聖地巡礼で訪れました。


 真楽寺は、聖徳太子のお父様である用明天皇が、586年に浅間山の噴火が鎮まることを祈願して建立されました。二回の移動と三度の火災、水害に 遭って現在の位置に定まったそうです。1400年の長い歴史と伝説がある古刹です。


 仁王門をくぐると、すぐ脇に、龍に化身した甲賀三郎伝説発祥の大沼の池があります。

 ※神話はこちらを
 
http://www.geocities.jp/sizen_junnosuke/ryudensetu8.html

 
水野愛子のつれづれ草 
 
水野愛子のつれづれ草 




 昼なお暗く木々に囲まれた池は涼やかで神秘的な雰囲気があります。龍神様のモニュメントをよくよく見ると口の中に玉がありました。
 
水野愛子のつれづれ草 


水野愛子のつれづれ草 

                 ※クリック プリーズ


 これは龍の肝や頭の中にあるといわれている如意宝珠(意のままに願いを叶える水晶の玉:普通は先が尖った円錐型)の象徴ではないかと思います。

水野愛子のつれづれ草 


 この池には浅間山からの伏流水が流れこんでおり、絶えず澄み切った水が湛えられています。長野の名水(浅間山竜神水)にも選ばれています。
 
水野愛子のつれづれ草 

          池には立派な芹(せり)が生えていました。
 
水野愛子のつれづれ草 
 
               ※クリックすると拡大します



 その昔、聖徳太子が立ち寄られ、その見事な成長に感心して引き寄せてご覧になられたという“七尋芹”の伝説もあります。聖徳太子が立ち寄られた 長野の寺はそう多くないと思いますので、不思議な縁(えにし)を感じました。

 いまでも芹が大きく育っているんですね。

 
水野愛子のつれづれ草 

            ※これは水の中に生えています。



 長い階段を上ると、観音菩薩が祀られた厄除け観音堂がありますが、このお堂のあたりが、下から吹き上がる氣(風)の通り道となっていて気持ちが いい場所です。
 
水野愛子のつれづれ草 

 
水野愛子のつれづれ草 


 この観音堂は源頼朝が寄進し、自らの42歳の厄除けを祈願したことから「頼朝厄除観音」との別称があります。

 
水野愛子のつれづれ草 

               ※厄除慈母観音菩薩

 
水野愛子のつれづれ草 
 

 江戸時代には寺領83石、13坊、末寺36ヶ寺を有する大寺となり隆盛を誇った。

 これ以外にも、菊の御紋がある本堂や三重の塔、源頼朝公ゆかりの逆さ梅、樹齢1300年の神代杉、東洋一の地蔵尊などみどころもたくさんあります。

水野愛子のつれづれ草    水野愛子のつれづれ草 


水野愛子のつれづれ草 
 
水野愛子のつれづれ草 

              ※用明天皇のお名前がある碑

 
 長い歴史に思いを馳せながら、ここでしばし瞑想や思索や散策にいそしみました。 
心身のリフレッシュと観音菩薩の化身といわれた聖徳太子の慈悲の心などについて瞑想しました。 時を忘れるひとときでした。


 水分神社下にはかわいいほたる袋をみつけました (*^_^*)
 
水野愛子のつれづれ草 


 最後に池に寄ってみたら、透明な水底にうごめく亀を見つけました。 甲羅が光を反射してか金色に見えた、きれいな亀さんでした。 
 
水野愛子のつれづれ草 

 何かの吉兆だといいな・・・。


 夏のセミナー最後の聖地巡礼でも再び、ここを訪れる予定です。