こんにちは。
東洋医学からみる五臓六腑の病理シリーズ。
今回は、肝火上炎(かんかじょうえん)について取り上げます。
「最近イライラしやすい」
「頭がカーッとする」
「目が赤くなりやすい」
そんな症状、もしかすると**肝火上炎(かんかじょうえん)**かもしれません。
肝火上炎とは
東洋医学では「肝」は
👉 気の流れ(疏泄)をコントロールする臓です。
しかしストレスや怒りが続くと、前回説明した肝鬱気滞になります。
やがて熱(火)に変化します。
この熱が上に昇ることで起こるのが
👉 肝火上炎です。
主な原因
・ストレスの蓄積
・怒りや感情の抑圧
・睡眠不足
・脂っこい食事
👉 現代人に非常に多いタイプです
よくある症状
✔ イライラ・怒りっぽい
✔ 頭痛(特にこめかみ)
✔ めまい
✔ 目の充血・かすみ
✔ 顔が赤い
✔ 口が苦い
✔ 不眠
👉 上半身や顔面部に症状が集中します
東洋医学的なポイント
肝火上炎は
👉 「上実下虚(じょうじつかきょ)」の状態
つまり
上に熱がこもり、下が弱っている状態です。
養生法(セルフケア)
● 深呼吸・リラックス
→ 肝の気を巡らせる
● 寝る前のスマホを控える
→ 肝は「目に開竅する」
● 食事を整える
→ 脂っこい食べ物やお菓子を控える
● おすすめ食材
・菊花茶
・ミント
・トマト
・きゅうり
👉 「熱を冷ます」意識が大切
鍼灸でできること
鍼灸では
✔ 上がった熱を下げる
✔ 気の巡りを整える
✔ 自律神経を安定させる
といったアプローチを行います。
「なんとなくイライラする」状態も
実は身体からのサインです。
肝火上炎は
👉 ストレス社会の現代人に多い不調
放っておくと
・不眠
・高血圧傾向
などにもつながります。
「最近ちょっとおかしいな」と思ったら
早めのケアが大切です。
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