こんにちは!
五臓六腑、いよいよ最後です!
六つ目の腑、「三焦」についてです。
三焦には、西洋医学的な“形”がありません。
それでも、古典では非常に重要な働きを持つ臓腑として扱われています。
三焦とは?
三焦とは、
気・血・水を全身に巡らせる通り道であり、体の機能を調整するシステム のこと。
東洋医学の古典である 黄帝内経 には
「三焦は水道を決する官」
と記されています。
つまり三焦は、
体内の水分代謝をコントロールする司令塔 なのです。
三焦は3つに分かれる
三焦は体を三つのエリアに分けて考えます。
🔹上焦(じょうしょう)
心・肺のエリア
呼吸や循環を司る
→ 霧のように気血を全身に散布する
🔹中焦(ちゅうしょう)
脾・胃のエリア
消化吸収を担当
→ 食べたものをエネルギーに変える
🔹下焦(げしょう)
腎・膀胱のエリア
排泄・生殖を担当
→ 余分な水分を外へ出す
三焦は、この三つを一つの“流れ”として調整しています。
三焦が乱れるとどうなる?
✔ むくみ
✔ 冷え
✔ 胃腸不良
✔ 疲れが抜けない
✔ 自律神経の乱れ
など、「なんとなく不調」が起こりやすくなります。
三焦は“流れ”を司るため、
滞りが出ると全身に影響が出るのです。
三焦は「形のない臓腑」
三焦は目に見える臓器ではありません。
だからこそ現代人は軽視しがちですが、
実は
体の機能をつなぐネットワークそのもの
と考えると理解しやすいでしょう。
自律神経や体液循環の総合調整機能
それが三焦のイメージです。
養生のポイント
三焦を整えるには
・深い呼吸
・下半身を温める
・水分を摂りすぎない
など、「巡り」を意識することが大切です。
西洋医学にはない概念ですので、
逆をいうと、いろいろな症状に三焦は絡んでいるといえるでしょう。
気・血・水の流れを統括する調整役
目に見えないからこそ、
不調の背景に潜んでいることが多い臓腑です。
「なんとなく不調」が続くとき、
それは三焦からのサインかもしれません。
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