子どもたちの舞台を支える大切な時間。
「こんなにたくさんの方が集まってくださるんだなぁ。」
先日、サマーコンサートに向けた保護者会を開催しながら、そんなことを思っていました。
お忙しい中、たくさんの保護者の皆さまにお集まりいただき、本当にありがとうございました。
最近はPTAや地域コミュニティなども縮小される時代です。
できるだけ負担を減らそう。
できるだけ効率よく。
そんな考え方も増えているように感じます。
もちろん、それが悪いことだとは思いません。
けれど私は、改めて「人とのつながり」の力を感じた時間でもありました。
私はよく、「みんなで育てる」という言葉を使います。
でも、それは単に保護者同士が仲良くしましょうという意味ではありません。
ましてや、お手伝いをたくさんしてくださいという意味でもありません。
私が思う「みんなで育てる」とは、
子どもを真ん中に置いて、大人が同じ方向を向くこと。
先生も。
保護者も。
アシスタントの先生も。
それぞれ役割は違います。
けれど願っていることは同じです。
「この子に成長してほしい」
その想いを共有すること。
それが、みんなで育てるということだと思っています。
バレエは、レッスンだけで身につくものではありません。
毎週の積み重ね。
思うようにできず悔しい思いをすること。
できるまで何度も挑戦すること。
仲間と励まし合うこと。
そして、それを見守り応援してくれる大人がいること。
そうした経験の積み重ねが、子どもたちを成長させていきます。
私は子どもたちに、バレエの技術もしっかり身につけてほしいと思っています。
美しい姿勢。
正しい身体の使い方。
積み重ねた先にある表現力。
バレエだからこそ学べるものを、きちんと伝えていきたいと思っています。
でも、それだけではありません。
思い通りにいかなくても立ち上がる力。
悔しさを次の力に変える力。
人と協力しながら前へ進む力。
そうした力もまた、日々のレッスンや舞台経験の中で育まれていくものだと思っています。
だからこそ、子どもを取り巻く大人たちが同じ方向を向くことが大切なのです。
保護者会は、係決めや連絡事項をお伝えするだけの時間ではありません。
子どもたちにどんな経験をしてほしいのか。
どんな舞台を届けたいのか。
その想いを共有する時間でもあります。
サマーコンサート当日、舞台の上で輝くのは子どもたちです。
でも、その輝きの裏には、たくさんの支えがあります。
レッスンに送り出してくださるご家族。
見守り、応援してくださる保護者の皆さま。
そして、子どもたちの成長を願う私たち指導者。
子どもを真ん中に置いて、大人が同じ方向を向く。
その環境の中で育つこと自体が、子どもたちにとって大きな財産になると私は思っています。
サマーコンサートまであと少し。
みんなで力を合わせながら、子どもたちにとってかけがえのない舞台をつくっていきたいと思います。
これからも愛花バレエ教室は、バレエを大切に、人を大切に、そして子どもたちを真ん中に置きながら、みんなで育てる教室でありたいと思っています。
