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夢を殺す

もし自分に明日が来るのなら、今この頭に生じた夢を自ら握り潰して『絶望という惰性』を得ることで、やっと明日を迎える準備ができる。
『日々』は、夢と未来の殺し合いで成り立っている。

 藍乃は二世帯同居の家庭で育った。
 父方の祖父が物凄く話し好きな上に、一方的な 知識ゃ思想 の披露話で、その話が長ぃ長い!!‥‥‥子供の頃の 藍乃の家庭内の役割は<おじいちゃんの話を聞く係>だった。「…ようするに、~」という言葉が出てくると、2~3時間コース確定。その後の藍乃の予定を諦めて付き合うしかない。
 な、もんだから、(父を除く)家族が顔を揃える夕食は 藍乃的戦々恐々時間。いかにして、祖父の「ようするに」を防ぐかッ。作戦として使っていたのが『テレビ』だ。
 食事中、祖父の好きな番組をつけるか、藍乃が [私、テレビに夢中なの。]臭 をびんびん醸し出す。。。藍乃は子供時代、自宅の夕食を楽しんだ記憶がない。

 

 別に<家庭を持つ>とぃぅ夢やビジョンは無いなりに、昔から「もし、自分の家庭を持てるなら、食事中にテレビをつけない(今なら携帯電話やスマートフォンも使用しない)食卓をつくりたい。」と思ってきた。

 

 が、同居人の実家宅は 四六時中テレビがついている家庭だ。アパートで同居人と二人で食事をする時にも、同居人はテレビをつけたがる。――ところが最近(=同居人の父親が入院してから)、同居人が食事中のテレビに こだわらなくなってきた。特に 何を視聴したい って目的がないときは、テレビも動画も音楽も無しで食事をできる♪。ぅう嬉しい――。

 


 一般的には、どうなのだろう?。

 

 イマどき、「食事中はテレビ(等)見るの やめなさいっ」なんて家庭は古いのか?!。