不正請求、最大90億円=ビッグモーター水増し―損保料率機構
時事通信 2024年3月26日 19時31分
損害保険各社でつくる損害保険料率算出機構は26日、中古車販売大手ビッグモーター(BM、東京)による保険金の不正請求額が、2018~22年度で最大89億8400万円に上ると発表した。同機構は、BMの水増し請求分を加味し、24年度以降の料率改定に反映させる方針だ。[時事通信社]
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隣人暴行死事件の被告に生活保護費を“不正支給”で懲戒免職 勤務中に旅行サイトを200時間以上閲覧などの不適切行為も
MBSニュース 2024年3月26日 18時35分
堺市中区で起きた隣人暴行死事件。当時の担当職員に懲戒免職の処分です。
(堺市 香山慎治人事部長 3月26日)「不祥事を起こしたことを深くお詫び申し上げます」
楠本大樹被告(34)は2022年11月、堺市中区の集合住宅で、隣に住む唐田健也さん(当時63)に暴行を加えて死亡させたなどの罪に問われています。
この事件をめぐり、楠本被告に不正に生活保護費を支給したなどとして、中区の元係長が罰金30万円、元課長補佐が罰金15万円の略式命令を受けています。
市は26日付けで元係長を懲戒免職に、元課長補佐を停職1か月とするなどの懲戒処分としました。
また、懲戒免職となった元係長は勤務中に200時間以上旅行サイトを閲覧するなどの不適切行為も行っていたということです。
コロナ検査補助金の不正申請、21事業者393億円に 都発表
毎日新聞 2024年3月26日 18時32分
東京都は26日、新型コロナウイルスの無料PCR検査事業を巡り、17事業者が約211億円の都の補助金を不正に申請していたと発表した。都は昨年も不正申請した事業者を調査しており、総額は21事業者計約393億円に膨らんだ。交付済み総額は約102億円。返還額は約2370万円にとどまっている。
都によると、2021~23年度、東京、大阪、長野、神奈川、埼玉の5都府県の17事業者が新たに不正申請をしていたことが分かった。検査数の水増しや架空申請に加え、都が定めた手法を順守せず検査していた事例もあった。交付済み額は約86億円。荒川区のスキンシアクリニック(石山実穂院長)には約30億円が交付されていた。都からの検査証明資料を提出する要請にも応じず、実態は明らかになっていない。
都は警視庁に情報提供している。【秋丸生帆】