この出会いは
運命か偶然か。
という論争をセリとジョンヒョクが
繰り広げるシーンがありますね。
今まで感情を表に出さなかったジョンヒョクが
かなりの勢いでまくしたてるシーン。
セリと出会って、少しずつ感情を
表すようになったのが印象的です。
セリがクスンジュンに
協力を求めようかと提案するシーン。
「信用できるのか?」
と訝るジョンヒョクに、セリは
「こんな所で会えたということは
相当な運命を感じる」
”the fact that we met again here
could be because of a peculiar destiny.”
受験時、peculiar=「奇妙な」と覚えていたので、
あまりいい印象のない場面で使われるのかと思ってましたが、
不思議な、というような意味もあるようですね。
ここで「運命」といったのが
ジョンヒョクの癇に障り(笑)
「会えただけで?」
英語はもっと踏み込んで
”Do you think destiny is that simple?”
「運命はそんな単純なものだと思ってるのか?」
と尋ね、
あくまで例えばの話だが」と前置きして
(全然例えばじゃないのですが)
「空から落ちてきた女性と
自宅で再会した場合は?」
”You fell from the sky all of a sudden
and I found you.
You ran away
but ended up in front of my house.
英語はもっと具体的に
”I”と”You”になっていて、
「君が突然空から落ちて来て、
僕が君を見つけた。
君は逃げたけど、
結局僕の家の前にいた」
end up、最近映画などでもよく耳にするのですが、
過去形で「最終的には・・になった」
という感じで使われることが多いですかね。
「それは偶然(It's just a coincidence)」
というセリの答えが火に油を注ぎ(笑)
さっきのが偶然だろ!
と、いつにない剣幕のジョンヒョクに、
「なぜ そんなことで怒るの」
”Why are you being so competitive
for something like this?”
とセリ。
「僕は ただ偶然と運命の違いを…」
I was just clarifying the distinction
between destiny and coincidence.
としどろもどろに答えるジョンヒョクに、
セリは
「私を運命の人だと思いたいの?」
英語は
”Do you want to be my destiny?”
「あなたは私の運命になりたいの?」
(画像:Netfrix)
さすがセリ(笑)
そして
「分かったわ。
運命だということにしよう」
”Let's say destiny brought us together.
Let's put it that way.”
"Let's put it that way"は
「そのように言おう(言わせて下さい)」で、
「私達は出会う運命だった、
といいましょう」という感じですかね。
この後、「しなくていい」
というジョンヒョクですが、
セリの読み通り、
僕との出会いこそがDestinyなんだ!
クスンジュンとの遭遇をDestinyなんて言うな!
が本音なのでしょうね