気がつけば研修医が終わり2年が経過していました。私は中京医科大学という架空の大学病院で2年間麻酔科専攻医として過ごしました。そして海浜病院というこれまた架空の市中病院で専攻医をしています。専攻医としての期間も折り返し、いつの間にか1人で待機をする立場となってしまいました。


海浜病院は海辺にある3次救急病院でこのあたりの急患がだいたい運ばれて来ます。この病院に来て2週目には1人麻酔で3週目には1人待機です。当直ではなく待機なので、何もなければ帰宅できますが、先週は珍しく脊椎の緊急手術が入り、それが終わったと思いきや帝王切開があり結局病院を後にしたのは深夜2時でした。


大学病院の時は指導医と2人当直で何かあればすぐに聞ける環境にありましたが今は違いかなり心細いです。ただその不安がしっかりしないと思わせてくれ、さらに勉強する原動力にしてくれます。