BTSは「反日ではない」と主張するファンが沢山存在するが世界的な人気を誇る韓国のボーイズグループ｢BTS｣のジミンが反日と疑われる行動を犯した。他のメンバーも反日行為をしており、単なる偶然やそう簡単に「反日」ではないと言い切れない状況。
2018年10月中旬、ジミンが以前「長崎で原爆が落とされた直後のキノコ雲と、韓国国民がバンザイしている写真」がプリントされた原爆Tシャツ（別名：「光復節（解放記念日）Tシャツ）を着てる写真や動画、日本では炎上に発展した。
ジミンが着用していたとして問題になった「原爆Tシャツ」 原爆Tシャツに「PATRIOTISM（愛国）｣「OUR HISTORY（俺らの歴史）｢LIBERATION（解放）｣｢KOREA（韓国）｣などの言葉がプリントされてた。
これらの単語を繋げた「PATRIOTISM OURHISTORY LIBERATIOM KOREA」との英語フレーズには、「韓国が日本の支配から解放された歴史的な出来事に愛国心を」というようなメッセージが込められてる。
原爆Tシャツを販売する商品説明
販売するウェブサイトには「国を奪われ、日本の植民地支配を受けた日本植民地時代という長い闇の時間を経て国を取り戻し、明るい光を取り戻した日がまさに光復節。1945年7月26日、米・英・中は「ポツダム宣言」で対日の処理方針を明示するとともに、無条件降伏を要求した。日本がこれを無視すると、米国は8月6日に広島、8月9日に長崎に原子爆弾を投下した。長崎への原爆投下から6日後の8月15日、日本は連合軍に無条件降伏を宣言し、9月2日降伏文書に署名し、正式に太平洋戦争と第二次世界大戦が終わった。そんな韓国の光復をTシャツに表現してみました。ルーズな感じで製作されたロングスリーブレスTシャツです」
日本統治からの解放を祝う韓国の記念日｢光復節｣（8月15日）を表現したものだと説明。
第2次世界大戦中の1945年、日本の2都市、広島と長崎に原爆投下で韓国は日本統治からの解放されたことによる感謝や喜びの気持ちを示す記念日が｢光復節｣と言われる。
日本の音楽番組出演取り止め
この騒動で2018年11月9日に出演予定だったテレビ朝日｢ミュージックステーション｣の出演を見送られた。テレビ朝日は今回の｢出演見送り｣の経緯について、ミュージックステーションのウェブサイトで、｢以前にメンバーが着用されていたTシャツのデザインが波紋を呼んでいると一部で報道されており、番組としてその着用の意図をお尋ねするなど、 所属レコード会社と協議を進めてまいりました｣と説明。年末の『紅白歌合戦』に「出場が内定していたが、NHK局内でギリギリまで会議を重ねた結果、世論を無視できなかった」（音楽関係者）と判断した。
これに対して原爆Tシャツをデザインした事務所の代表は「昨日この事実を知ってとても慌てた。反日感情を助長する意図はありませんでしたが、BTSに申し訳ない」と話した。さらに「原爆が投下され日本が無条件降伏したために韓国は解放されたという、歴史の順序を表現するものだった。反日感情と日本に対する報復などの意図はなかった｣と説明（WoW!Korea・11月9日）。あくまで「謝罪」はミュージックステーションの出演キャンセルになったBTSに対してだけで、日本人に対する謝罪はなかったことから疑問を持つ日本人が沢山いた。
原爆投下で死者数十万人が出たほか、放射線障害の結果、その後も多くの人が亡くなったのにも関わらず、ＮＨＫの調査によれば、「原爆投下は正しい選択だった」と考える韓国人の割合は、60.5％でした。
2018年11月13日、コンサートが東京ドームで行われ、“ ライブの終盤に原爆Tシャツ”“ナチス衣装”などの一連の騒動について以下のようにジミンが「謝罪」したことをナレーションとテロップで「アッコにおまかせ！」（2018年11月18日放送）が紹介した。
「日本の皆さんだけでなく、全世界の多くの皆さんが驚かれ、ご心配されたと思います。本当にごめんなさい、日本の皆さん」
だがインターネット上では、特に「本当にごめんなさい、日本の皆さん」という言葉があったことを疑問視する声が出ることになった。ツイッターでは、「ライブに行ってたのですが謝罪はしてません。みなさん心配されたと思いますと言ってただけです」
J-CASTニュースでも音声で確認できた限りでは、上記報道と同様、日本語で「アーミーの皆さんだけでなく、全世界の多くの皆さんが驚かれ、ご心配されたと思います。本当にお騒がせしました」という言葉だった。
炎上騒動を収めるための謝罪パフォーマンス
ジミンは一連の騒動に対し「ご心配されたと思います」など語り、原爆Tシャツ”や一連の騒動について直接言及することはなかったため、ネット上では『心配かけて申し訳ないって何だよ！』『ちゃんと謝ってない！』など、怒りの声が噴出して、さらに炎上。
BTSの日本版公式ホームページには、所属事務所のビッグヒットエンタテインメント名義で「全アーティストの活動において、戦争および原爆等を支持せず、これに反対し、原爆投下により被害に遭われた方を傷つける意図は一切なく、今後もない」「原爆被害者の方を意図せずとも傷つけ得ることになった点はもちろん、原爆のイメージを連想させる当社アーティストの姿によって不快な思いを感じ得た点について心よりお詫び申し上げます。」（一部抜粋）と、謝罪文が掲載されている。
ただ、あくまでも所属事務所が「全アーティスト」を代表して発表した謝罪文であるため『本人からの謝罪は？』などの声も上がった。
未だにBTSやジミンは謝罪をしてないのにも関わらず、炎上騒動からおよそ1年後にはフジテレビ「FNS歌謡祭」で日本の音楽番組出演を果たした。
原爆Tシャツは「移動の時一度しか着てない」と弁明は真っ赤な嘘
2017年3月19日に開催されたBTSワールドツアー「2017 BTS Live Trilogy Episode III: The Wings Tour」のブラジル公演の舞台裏でジミンが「原爆Tシャツ」を着てる様子が確認できる。
【BURN THE STAGE ep.4】(2018.4.11.放映)
2017年4月、「BON VOYAGE Season2 in HAWAII」の撮影で再び「原爆Tシャツ」を着用。
「BON VOYAGE Season2 in HAWAII」の最終回（Episode.8）の放送日が光復節・2017年8月15日であることからジミンは「放送日」をご存知の上で原爆Tシャツを着用し、収録に参加したと見られる。原爆Tシャツのアパレルブランドは「猛烈な反日感情」があることで有名。
光復節は大韓民国の祝日（8月15日）。1945年8月15日に広島や長崎に原子爆弾が投下され、わすか数日後に天皇がラジオ放送で国民に日本の降伏を公表し、第二次世界大戦が終了。これによって韓国は日本による植民地支配から解放。それを祝う・解放記念日。
同日に、BTSの有名なマスター（熱心なファン）が「去年あげた誕生日プレゼントの内の一つ。ハワイでも着てくれてありがとう」とツイート。これによってファンが「原爆Tシャツ」をジミンにプレゼントしたことが明るみに出た。
2017年8月15日・マスターのツイート
Twitter上のDMを通じて、日本人ファンがマスターと連絡を取り、謝罪を要求。マスターはDM内で謝罪し、ツイートを削除するなどの行動や当時、日本でBTSの知名度は低かったことから炎上騒動にならなかったと考えられる。
この件で、BTSの芸能事務所「Big Hit Entertainment （現在・Hybe）」が公式ファンクラブサイトを通じて「2018年3月30日（金）以降にはファンレター（手紙）以外の全てのプレゼントお呼びサポート承りません」と発表した。
まとめ
① 「原爆Tシャツ」の騒動に関して謝罪は未だにない
② 「BON VOYAGE Season2 in HAWAII」の最終回（Episode.8）放送日が光復節（8月15日）であることをご存知の上でジミンは原爆Tシャツを着用し、収録に参加。
③原爆Tシャツのアパレルブランドは「猛烈な反日感情」があることで有名。
④炎上騒動を収めるための謝罪パフォーマンス
「原爆投下により被害に遭われた方を傷つける意図は一切なく、今後もない」と約束した「Big Hit Entertainment （現在・Hybe）。その言葉通り、日本史民を傷つけることはないことを祈る。
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