こんにちはニコニコ

 

42歳会社員のaineです。

 

35歳で結婚、36歳から不妊治療を始めて早6年。

 

不妊治療を経て、現在は特別養子縁組で

子どもを迎えるために動き出しています。

 

過酷を極めた6年に渡る不妊治療は、

わりとストレスフルな人生をタフに生き抜いてきた自負がある私にとっても、

人生トップクラスに辛い6年間でした。

 

前回のブログでは金銭的な負担に伴い蝕まれたメンタルについてを書きましたが、

 

もちろん、蝕まれた理由はそれ以外にもたくさんありました。

 

 

 


全力で仕事に臨むことができず、

治療を優先するために降格を選ばざるを得ない、やるせなさ。

 

後輩に役職を追い抜かれるやり切れなさ。

 

次々と子どもを授かる友人たち。

 

どこか他人事の夫。

 

ホルモン注射による体調不良。

 

重くなる一方の体。

 

入れられない遊びの約束、旅行のスケジュール。

 

 

‥‥etc.‥‥

 

 

 

これらのモヤモヤを纏めると、

 

 

・自分の努力ではコントロールできないこと
 
・ゴールが見えないこと

 

この2つが大きいのかなと思っています。

 

 

特に、流産の経験は、大きなダメージとなりました。

 

 

「出口の見えないトンネル」と揶揄される不妊治療を経て、

 

「妊娠」という出口にようやく到達した。

 

今までは考えないようにしていた「子どもとの生活」をやっと叶えられる!

 

 

そう思った後の、流産。

 

 

 

 

「我が子の命が失われた」悲しさはもちろん、

 

 

 

「唐突に未来が奪われた喪失感」

 

 

「描いていた未来が一瞬で全て無になった虚無感」

 

 

この時の絶望は、今でも言い表せない、なんとも言えない感情でした。

 

 

それでも、子どもを産みたいという希望は捨てられない。

 

そのためには、治療を続けるしか、方法はない。

 

 

 

その時のわたしの心境は、、、

 

 

ゴール距離不明のマラソンに参加して、

気力体力の限界であわやリタイヤ寸前!ってとこまで走って、

やっとゴールテープ切った!と思ったのに、

 

実はゴールはここじゃなくて、

しかも実は参加してたのはマラソンじゃなくてトライアスロンで、

 

この先は別種目でお願いします!

距離は不明です!

 

 

って言われてる感じ凝視凝視

 

 

「不妊治療は暗闇のトンネルというよりマラソンのフリをしたトライアスロンである説」を唱え、

何とか自分を保っていましたw

 

 


この絶望と開き直りを繰り返し3回経験した頃には、

 

もう完全に

 


無の境地

 


に達していました...