2007.12.21 雨→晴れ

今日は犠牲祭。
私も初めての経験です。(今までの2回とも、日本に帰国していたので)

明け方、目が覚めると、
どこからともなく
「メェ(グェ)~~~」
と低い声が・・・。
暗い中で、鳴り響くこの声、ちょっと不気味・・・。

朝から雨が降る中、ベランダから、下のおうちをのぞくと・・・
いました。
立派な羊くんが。
イメージ 1

いつもと違う雰囲気を察しているのか、悲しげなオーラが見えました。


そして、9時過ぎ。
窓から、向かいの家の様子を眺めていると・・・。
雨もすっかり止んで、男の人たちがズボンをまくり、家の中から出てきました。
そろそろかな?
ボーっと見ていると、あっという間に、殺されてしまった羊がぶら下げられ、皮をはがされていました。
イメージ 2

なんだろう?
この胸のドキドキ感。
さっきまで生きていた羊があっというまに殺され、さばかれ、肉の塊になっていく。
初めて見る光景でした。

その後も、何頭もの羊やヤギが、つるされていきました・・・。
道路は、家から流れてきた血が、水溜りのようになっていて、かなりショッキングでした。
ベランダには、羊の頭がポツンと置かれ、腸が物干しの紐につるされ、モコモコの毛皮も干され・・・。
これが犠牲祭なのか。
煙が立ち昇り、羊を焼く匂いもすごかったです。
ユウタもタクミも抱っこして、窓から犠牲祭の様子を見せてあげました。
ちょっと遠いからよくわからなかったかな?
でも、やっぱり近くでは、この光景、さすがに怖くて見れないだろうな・・・。
上の写真の羊くんも、気付いたときには、頭と手足を切り落とされていました。
ベランダは血だらけ。
さすがにその写真はかわいそうで、撮れませんでしたが、私の目には焼きついています。
いっぱい「メェ~~!」って暗いうちから、鳴いていたのに、もう天国へ。

本当に、どこのおうちも一家総出で外に出て、羊が殺される場面を眺めていました。
肉をさばいている間に、女性は、羊料理の支度に、血の掃除。
子供も、水を運んだり手伝っていました。
デジカメで写真も撮っていましたよ。
どこの国も一緒なんですね。

命あるものが殺され、私たちの食卓に並んでいるんだ。
感謝して食べないといけないな。
犠牲祭の様子を一部始終見て、あらためて、そう思いました。



*犠牲祭の意味について、日本人にはよくわからないところもあると思うので、こちらを参考に。
http://www.pat.hi-ho.ne.jp/nippagrp/tokushu06.htm