本日はレゴトレインのご紹介です。先日、JR東日本の485系改造ジョイフルトレイン「ジパング」をご紹介しましたが、今回はJR JR西日本が製造したジョイフルトレインをご紹介します。

 

 

 

 

 

 

スーパーサルーンゆめじです。1988年に登場した団体列車やイベント用の車両です。ジョイフルトレイン以外にも瀬戸大橋線の快速マリンライナーとしても運用されていました。

 

実はこの作品、今年の1月に制作していたのですが、紹介するタイミングを失ってしまいほぼ1年間陽の目を見ることなく、収納ケースに入れられていました。今回、同じジョイフルトレインである“ジパング”を作ったことから、思い出して急遽紹介することに致しました。

 

 

 

 

 

 

なかなか表現が難しい前面デザイン。特徴的なヘッドライト周辺は1×1プレートとスロープを横組みにして表現してみました。大きな運転席窓は1×6×3ウインドスクリーンを使用。個人的には完全に納得行く表現ではないものの、雰囲気は伝わるでしょうか??

 

 

 

 

 

 

さてこのスーパーサルーンゆめじ編成は違う形式の車両が組み合わさって編成されています。それは211系と213系です。編成は(クモロ211-1+モロ210-1+クロ212-1001)となり、このうちクロ212-1001が213系となります。

 

パンタグラフ付きの先頭車は211系であるクモロ211-1です。窓は制作コストのことも考慮してトランスブラックにしました。車体中央部に入るピンクと青のラインが良いアクセントになっています。

 

 

 

 

 

 

こちらも211系であるモロ210-1。東京近郊や静岡では有名な211系ですが、実はJR西日本が製造した211系はこのモロ210とクモロ211の2両だけです。ですから、なかなかレアな車両と言えます。

 

 

 

 

因みにモロ210とクモロ211は車内にミニフィグを乗せることが出来ます。グリーン車らしいゆったりなシートピッチ。しかも一部の座席は窓側に回転することが出来たそうです。ハイデッカー構造と合わせて車内からの景色はさぞかし良かったでしょうね〜( ´ ▽ ` )

 

 

 

 

 

 

唯一の213系であるクロ212-1001。レゴではこれが動力車となります。唯一のクロ212形1000番台車両であり、マリンライナー用の0番台と異なり、最高速度が120km/hに引き上げられ、また耐寒耐雪構造となっています。

 

 

 

 

 

 

 

本線を行くスーパーサルーンゆめじ。ライトも装備していて、キラリと光ります。

 

一つの編成に211系と213系と言う違う車種が組成されている面白い車両です。ジョイフルトレインとしてだけでなく快速マリンライナーにも充当され、クロ212形0番台が検査等で使用出来ない時は、スーパーサルーンゆめじ編成を解体し、普通の213系と併結して運用されていたそうです。

 

 

 

 

 

 

折角なのでジパングと並べてみました。東西ジョイフルトレイン夢の共演!?

 

 

個人的にジパングは満足のいく出来となりましたが、“スーパーサルーンゆめじ”

は妥協点もあり、出来栄えはイマイチな印象です。ただ、西日本の車両は我が家にはないですし、結果的にこのように東西のジョイフルトレインを並べることが出来て良かったなぁと思っています。