本日は新しく製作したレゴトレインをご紹介します!
今回のテーマは「SL」です。実は今まで手をつけてこなかったジャンルです。
特段SLが嫌いということではなく、そのC58やD51などその迫力ある
フォルムはカッコいいなぁと感じます。ただ私はどちらかと言うと
電車やディーゼル車両の方が好きではあります。
また手をつけてこなかった理由の一つとして「動輪など足輪まりが複雑そう」
と言う概念が…。電車と違い動輪がたくさん並んでいたり、可動式のロッドの
表現などはかなり難しそうであり、どうも苦手意識が…。
個人的に北海道の車両が好きであり、最近も北海道の車両を中心に
色々と製作していますが、北海道は国鉄時代の最も遅い時期までSLが活躍していた
地域でもあります。今後も北海道の車両を作っていく上で、SLもあると
より充実した世界観が作れると思い、今回はSL製作にチャレンジしてみました。
とは言ってもいきなり9600形やC11を作るのはハードルが高いので
レゴセットの機関車を元に製作することにしました。
モデルとしたのはこちら↓↓↓↓
1980年発売の#7750。伝説とも言える12v時代のトレインセットです。
このデザイン、とにかく素晴らしい!!個人的に数あるレゴトレインのセットの
中でも1,2位を争う完成度の高い製品だと思います。
初めはこのセットを入手して「足回りを改造しようかな?」などと
考えていたのですが、このセットはかなり貴重で海外オークションでも
見つけることが出来ませんでした。勿論、国内で入手するのはまず無理でしょう。
ですから、この#7750をモチーフにオリジナルで車両を作ることにしました。
完成したのがこちらの機関車。
大きくパワフルな機関車ではなく、ローカル線でも使うような中規模サイズの
蒸気機関車としました。イメージは9600形ですね。ボイラー室周りはセットの
雰囲気を残していますが、先輪や運転席はバランスが取れるように改造しました。
テンダー車はそれらしく作りました。また製品と比べて高さを2プレート分
下げています。そのままだと背が高くなりすぎてバランスが悪かったからです。
また動力はPFで、テンダー車に電池Boxとモーターを装着。
運転席内に受光ユニットを入れています。
ボイラー付近にあるパイプは、#7750機関車の特徴の一つですから
こちらはホースパーツを使って再現しています。
何とか形になりましたが、やはり初めてSL。あちこち組み立てに
難儀しました。特に車輪とロッドはやはり難しいですね。
前と後ろの車輪にロッドが繋がっているのですが、上手く車輪が回らず
固まってしまうことがあります。このあたりの表現はもっと良いものが
あると思うのですが、イマイチ分かりません…(_ _).。o○
また曲線走行も問題の一つ。直線ではそれなりにスムーズに走ってくれますが、
曲線部分では大きく減速しモーターが空転。何とか前に進む…、と言う感じです。
レゴのカーブレールはアールが小さく、きついのでもう少し緩い曲線だったら
スムーズに走行できそうですが…。難しいですね。
と言うわけでやはり問題が多い作品となりました。車体のデザインは
気に入っているのですが、走行性能が悪すぎてどうにもなりません。
今後も足回りの組み方を工夫してみようと思います。
もし、良いアドバイスがありましたら是非ともご教授ください。