本日はJAL旅客機コレクションより第15号をご紹介します。
コロナウィルスの影響で発売&配送が遅延しているJAL旅客機コレクション。
前号から約1ヶ月。ようやく新しい号が届きました。
今回は高性能な3発機、MD-11です!!
マクドネル・ダグラス車製のMD-11は、同じダグラス製のDC-10の
後継機として開発された旅客機です。今ではあまり見なくなった3発の
エンジンを搭載する旅客機で、垂直尾翼の下にエンジンを装備しています。
JALでは1994年から導入を開始。全部で10機が納入され、それぞれに
貴重な鳥の名前が付けられ、Jバードという愛称が付けられました。
因みにJA8582機はウイングレットに“タンチョウ”が描かれています。
かつては中距離の国際線は3発エンジン機の天下でした。今では双発エンジン機の
性能が向上し、エンジンを3つ積む必要は無くなりましたが以前はエンジンの
信頼性等の問題から3発以上でないと海をまたぐ航路等にはなかなか
就航させられませんでした。ですからDC-10やL-1011トライスター等が
国際線で活躍していました。今で言うとB767やA330と似たポジションですね。
そんな3発機の中でもDC-10の後継機としてデビューしたMD-11。
エンジンがパワーアップし、デジタル技術も取り入れられました。また
主翼に装備したウイングレットの効果で航続距離も伸びました。
しかし時代は変わり、双発エンジン(2つのエンジン)でも安全で長距離を飛べる
B777が開発されると、MD-11の存在価値は低下します。更に開発会社である
マクドネル・ダグラス社がボーイング社と合併し、MD-11の生産は早々に
中止されてしまいました。よって、JALでの活躍期間も10年余りと
短くなってしましました。ですが旅客機としては活躍期間が短かった
MD-11は、貨物機として新境地を見出され現在でも運行されています。
今回の15号には定期購読のプレゼントして、滑走路マットが付いてきました。
個人的にはもっとしっかりとしたものをイメージしていましたが、
タオルのような柔らかい素材で出来た滑走路マットでした。ですから写真のように
折り目がかなり付いてしまっています。アイロン等を使って綺麗にすることも
可能でしょうか?この特典には期待していただけに、ちょっと残念でしたm(__)m
次号はまた1ヶ月後。今度はアーク塗装のB777-200だそうです。
YS-11はいつなったら発売されるのでしょうかね。同じ機種ばかりだと
塗装は違えどちょっと飽きてしまいますね…。
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