図書館の本
1998年、山吹が11歳になったばかりから物語は始まる
それから5年後…そのまた5年後…30年後までが綴られている
姉が「この家にはまともな大人がひとりもいない」と言うほど、普通ではない家庭環境
なので子供達がしっかりとしないといけない…
不慮の事故で亡くなった弟…現実を受け止められない母の住む世界。
そんな山吹が成長していく上での感情やどうなるの?が知りたくて読み進みます。
山吹は可哀想な母のために、優しい嘘をつき続ける
そして、自分の中には癒しのための架空の犬を飼う
辛い時、自分を癒してくれる世界を作り出して
心を保つのもありなんだなと…
嘘も、誰も傷つけない嘘なら良いのかな🤔
たとえ家族でも心が辛くなるような時は、離れることも必要
でも、やはり家族…最後はそれぞれを許しあって
子供が中年、親が老人になってから、取り戻すように行った遊園地は微笑ましい😌
子供は幸せを求めて巣立つ…
親の願いは子供の幸せですね。