図書館の本

『おいしい ごはんが 食べられますように』

高瀬準子

2022年3月発行


ある会社が舞台。二谷を取り巻く人達。

会社内ではみんなが、思ってもいないことでも

望まれている態度や言葉で秩序を乱さないようにしている…

身体の具合が悪いことを理由に優遇されている人。

そのために具合が悪くても我慢して仕事のしわ寄せをこなしている人。

誰かが頑張らないと会社は成り立たない…

だけど、今は具合が悪い人に配慮しなければいけない社会です(それも大事だとは思うけど)


二谷は食に欲がない…出来れば食べなくても生きていけたらいいとさえ思っている。

栄養あるものをしっかりと食べなさいと言われる度に

ストレスでカップ麺が食べたくなるほど。

そんな二谷は、同僚の芦川さんと付き合うことになる。

芦川さんは食を大事に考えていて、二谷とは真逆。

そして、仕事が出来ないことのお詫びに芦川さんは手作りお菓子を度々持って来るようになる。

そのお菓子も苦手な二谷。

そんな二人は上手くいくのだろうか?🤔

確かに、芦川さんのご飯を食べていたら健康に良いと思う。

だけど、ストレスに感じたりして爆発しなきゃいいけどと、とても心配になる…😆

いろんな人がいて、いろんな感じ方考え方があって

自分が良いと思ったことも、他人には嫌なこともあるから

人間関係って難しいなぁと思いました🤔

『おいしいごはんが食べられますように』

二谷ではなく、芦川さんの言葉なのかな~?🤔

二谷も本当はそう思ってる?

そうでなかったら、芦川さんを選ばないよね?

人の気持ちって本当のところわからない…