『後悔病棟』を読み終わった頃
続編(?)があることをブログで拝見して
さっそく図書館に予約し、2週間ほどで借りれました。
『後悔病棟』ではルミ子先生が主人公でしたが
後輩の黒田摩周湖先生にバトンタッチしての物語です。
『後悔』と『希望』
同じ聴診器を使っての聞こえてくる末期癌患者の気持ち。
どう違うんだろうと読み進めました。
摩周湖先生もコミュニケーションが苦手な人。
お金持ちの家庭だけど寂しい毎日を過ごしてきた…
空気が読めないのではなくて、考えて考えて言葉に出来ないことで勘違いされる。
人は言葉や態度で人柄を感じたりするけど、本当の心は見えないことがある…
この人はこういう人だ!とすぐに決めつけてはいけないですね😌
『希望…』というだけあって、2人の患者さんは遺伝子治療の治験が成功して人生を取り戻す。
そして…それからの人生、1度は死を覚悟したからこその人生。
貴子が決断したことが上手く行くのか…
桜子の将来は…
後半は一気に読み進められました。
癌治療も遺伝子治療など、どんどん進歩して、絶対に治せるようになったら…😌
いろんな『希望』がある。