高橋由佳利先生の「トルコで私も考えた」シリーズの新刊です。10冊目です。
この度、あとがきに
「いったい誰が読んでくれているのだろうか?」
と書かれていたので何となく「私全部読んでます」と言いたくて。読み始めた理由は私の場合、高橋先生の息子さんに「あるある」感があったからです。私はhahu(ハーフやダブルの新名称?)ではなくて日系アメリカ人だった(帰化済)のですが、日本とアメリカ両方に親類がいるので、やっぱりこの息子さんのような感じで国を行ったり来たりして育ちました。このシリーズで特に覚えているのは息子さんがトルコの親類に日本語でしゃべり倒すシーンです。自分が日本語とトルコ語両方聞き取れるからトルコの親類も両方わかる(実際はトルコ語しかわからない)と思ってるんですよね。私もそうでした・・・私など未だにアメリカにいても口から日本語しか出ません。小さい頃ずっと従姉と英語(従姉)対日本語(日本語)で話していたのでその感覚が今尚。真面目に三つ子の魂百までですね。そんな感じの「あるある」がいくつもあって。だから似たように育ったhahuの人や日系の人が読んでいるのではないかと。国際結婚増えてますし。これは前作だったかもしれませんが、息子さんが東京の大学に進学して東京に住んで「楽」という気持ちにも物凄く共感しました。今の東京は場所にもよってはかなり「人種の坩堝」ですよね。見た目日本人じゃなくても日本語あまり話せなくても皆気にしません。わざわざ見ません。私は見た目日本人で概ね日本育ちですが、家族は皆アメリカ育ちなのでずっと日本に住んでいても、した事がない知らない日本の風習が割とあったりして・・・そういう私でも東京(場所によるも)はかなり「楽」な雰囲気です。そして私みたいに育った人は私だけではないと頭ではわかっていても実際にいると知る(本作を読んで)と嬉しいものなのです。
でもそれ以外も普通に高橋先生の漫画面白いですから。オススメです。
私、本シリーズを読んで近所のトルコ料理屋さんで初めてバクラヴァ(めちゃめちゃ甘い)を食べて大好物になりました。私的には何の問題も無い甘さでしたが笑
食べて甘過ぎたらすみません。