変形性股関節症 手術4日目
今日は土曜日。
朝5時半に起きた。
起きる理由は決まって、斜め向かいに寝ておられるご老人の髭剃り(電気シェーバー)の音だ。
本人は朝起きてやることがないから髭を剃ってるのかもしれないが、結構私にはうるさい。
まあ、それで私も起きてしまう。
今日は土曜日なので、リハビリ室は空いていないが、リハビリの先生は来ることになっている。
それまで何しようか?
と思うが、ホントにやることがない。
朝7時を過ぎた頃、朝食が運ばれてくる。こんな感じだ。
一緒にこんな紙をもらう。
〈 食事のアンケート用紙 〉
私は内臓的にはなんの疾患もないので、基本的に普通のご飯だ。
なので、昼食は1種類だけど、朝晩は3つの中から選べる。
朝ご飯のAかBは米飯かパン食の違い。
夕ご飯のAかBはメインが肉か魚かの違いである。
さらに、C食というものが存在する。
ただし、このC食、別途200円を別に取られる。
たかが200円、されど200円。
C食を選ぼうかなと思うけれど、なんだか躊躇する。
理由の一つは、今回の手術で約70-80万円の手術費用と入院費が我が家の銀行口座からなくなると思うと、出費は必要最小限に留め、贅沢はやめようという部分も生じる。
(所属する健康保健組合から、高額医療費となる超過分はある程度補填してもらえるんだけどね)
まあ、C食、一回くらいは試してみるかもしれない。
もう一つの理由は、朝食・C食にコーヒーが付いているという設定だ。
私は無類のコーヒー好きでもあるので、本当なら朝コーヒーが飲みたい。でも、この周りには食事制限を受けている方もおられるので、自分1人だけコーヒーの香りが漂ってると申し訳ないな、と思ってしまうのだ。
人間ってコーヒーが普段飲めない環境に来ると余計欲しくなるものだ。
きっと周りもそうじゃないかな。
そんなことを思う。
でも、今は我慢して、退院したら、とびっきり美味しいコーヒーを飲むつもり。
本題に戻そう。
朝ご飯が終わって、程なくして
いつもの理学療法士のAさんが病室に顔を出した。
一通りマッサージしてもらった後、歩行訓練をする。
昨日は四つ脚の歩行器だったが、
私が割と歩けたことで
今日はもうコマのついたものに変わった。
談話室まで自分で勝手に歩いて行っていいとのこと。
Aさんが帰った後、担当の看護師さんが
良かったですねー。
おめでとうございます。
名前書いておきますね。
ってコレを書いてくれた。
名前のほかに猫の似顔絵。笑
50過ぎのおじさんにはちと恥ずかしい。
〈 〇〇〇〇は筆者の名前 〉
その後、コレを見た男性看護師さんが
いいなー。
俺も書いて欲しいなー。
って言ったのには笑えたけど。笑
そんな感じで、手術後4日目は過ぎて行った。
〈次の日に続きます〉