秒速5センチメートル
昨日『言の葉の庭』について書いたら、ふと
秒速5センチメートル
という新海誠監督のさらに前(2007年)の作品を思い出した。
わずか63分の映画である。
若い男女のすれ違いと成長を描いた作品とでも言えば良いのかな。
第1話 桜花抄
第2話 コスモナウト
第3話 秒速5センチメートル
の3つの短編からなる映画である。
もう忘れてしまっていたが、
第3話では、山崎まさよしの『One more time, One more chance』が流れて、本作のタイトルが出ると言う手法が取られている。
この手法は後にエンディング曲がかかるタイミングに合わせてタイトルが出る『君の名は。』や『天気の子』に引き継がれているそうだ。
(Wikipediaより引用)
でも、私が気になったのは、
秒速5センチメートル
というタイトルだった。
これは映画の中で、
桜の花びらが落ちる速度
と説明されていた。
でも、ちょっと待て。
秒速5センチメートル=分速3メートル
である。
※5センチ/秒×60秒=300センチ/分=3メートル/分なので。
3メートルと言えば、
マンションの1階分の高さだ。
マンションの2階床から落ちた桜の花びらは、地面(1階)に落ちるのに1分もかかるのだろうか?
それが未だに信じられない。
30秒もかからない気がする。
こういうことを言い始めると、
また〇〇(筆者、武道酒マニアのこと)が余計なことを考え始めた、と友人たちに指摘される。もちろん笑いながら。
私の頭は余計な思考の宝庫である。笑
桜の花びらの落下速度も実験してみたいが、毎年桜の季節にこんなことは考えず、桜が散った後に思い出す。
そんなものだろうか。
人の記憶や興味なんて、いつも気まぐれで、ふとした拍子に顔を出す。
さて、どうしよう。
来年は桜の咲く頃に実験するようメモを取っておくことにしようか。
でも、どうやって、その頃にそのメモを見るんだろうか?
恐らく取ったメモはどこか資料の奥底に埋没する。
さて、どうやってその埋没したメモを探し出そうか。
それが命題だ。笑