【バースプランは産後まで。】    -3ページ目

 

 

 

長男の生態をレポートする「よっこい小1。」

 

 

「ぜってー勝つぞ」

といって体育祭に向かった日の夜。

長男は夕食どきに部屋から出てきませんでした。

疲れて寝ているんだろうと思い、誰もしつこく起こしはしませんでした。

 

「どうだったんだろうね?」

「勝ったかな? 負けちゃったのかな?」

と心配する妹たち。

 

 

翌朝、朝食の終わりごろにのそのそとリビングに来た長男。

むっつりした顔をしています。

 

「体育祭、どうだった?」

と聞くと、

ため息交じりに

「2位」

と息子。

 

「何位中の2位なの?」

と長女。

 

「・・・3」

 

「ビミョー」

余計なことを言うな!

 

「惜しい負け方だったのか?」

 

「3位が青で470点、2位がオレたち赤で480点。1位が黄色・・・650点」

 

「・・・・!!!!」

 

「圧倒的じゃん」

「ぼろ負けじゃん」

余計なことを言うな!

 

「違うんだよ、オレたちは強かったんだ!」

いわく、息子の学校は中高一貫校で、体育祭の点数は中高の点数の合計なのだそうです。

今年は、中学部だけで見れば赤組の圧倒的勝利だったようなのですが、高等部の黄色組が尋常でない強さを見せたため、合計では黄色に軍配が上がったと。

 

「あいつら、ぜってえ許さねえ」

怖い怖い。

 

「あいつらって、高校生?」

 

「いや、高校生にはかなわねえよ」

 

「じゃあ、誰?」

 

「結果発表後に、オレたちの点数見て笑ったやつらがいてよ・・・」

 

「そいつらをボコすの?」

 

「いや、別にそんなやつらは放っておけばいいんだ・・・」

 

「じゃあ、誰?」

 

「その笑ったやつらの隣にいたセンコー(先生)がすぐにそいつらを注意すれば良かったんだ・・・」

 

「先生をボコすの??」

 

「いや、結局そのあと注意してたからいいんだけど」

 

「じゃあ、誰なの? 誰を許さないの?」

 

「得点発表のときに、赤の得点でちょっとつっかえて読んだやつがよ・・・」

 

「そんなことくらいでボコすの?」

 

「いや、そこまでバカじゃねえよ」

 

「だったら何なの?」

 

「発表のときの原稿に問題があったとしたら、どうよ? 読みづらい字だったとか」

 

「台本を書いた人がムカつくってこと?」

 

「それはもう誰だか分からんから、そんなやつはいいんだけどよ」

 

「・・・・・・・何にムカついてんの?」

 

「クラスTシャツのデザインがよ・・・」

 

「めんどくさ。もうういいや」

食器を下げる長女。

 

「いや、ほんとに許せねえんだよ!」

 

「絵が気に入らないの?」

 

「いや、絵は悪くないんだが・・・」

 

「めんどくさい。もうどうでもいい」

食器を下げる次女。

 

「Tシャツは、まあいいとして・・・体育部のやつらが・・・」

 

「パパも仕事あるから、行くぞ」

 

「聞いて!聞いて!」

 

多分本人もよく分かってない、何かにイライラする年頃。

 

 

 

 

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