長男の生態をレポートする「よっこい小1。」
「ぜってー勝つぞ」
といって体育祭に向かった日の夜。
長男は夕食どきに部屋から出てきませんでした。
疲れて寝ているんだろうと思い、誰もしつこく起こしはしませんでした。
「どうだったんだろうね?」
「勝ったかな? 負けちゃったのかな?」
と心配する妹たち。
翌朝、朝食の終わりごろにのそのそとリビングに来た長男。
むっつりした顔をしています。
「体育祭、どうだった?」
と聞くと、
ため息交じりに
「2位」
と息子。
「何位中の2位なの?」
と長女。
「・・・3」
「ビミョー」
余計なことを言うな!
「惜しい負け方だったのか?」
「3位が青で470点、2位がオレたち赤で480点。1位が黄色・・・650点」
「・・・・!!!!」
「圧倒的じゃん」
「ぼろ負けじゃん」
余計なことを言うな!
「違うんだよ、オレたちは強かったんだ!」
いわく、息子の学校は中高一貫校で、体育祭の点数は中高の点数の合計なのだそうです。
今年は、中学部だけで見れば赤組の圧倒的勝利だったようなのですが、高等部の黄色組が尋常でない強さを見せたため、合計では黄色に軍配が上がったと。
「あいつら、ぜってえ許さねえ」
怖い怖い。
「あいつらって、高校生?」
「いや、高校生にはかなわねえよ」
「じゃあ、誰?」
「結果発表後に、オレたちの点数見て笑ったやつらがいてよ・・・」
「そいつらをボコすの?」
「いや、別にそんなやつらは放っておけばいいんだ・・・」
「じゃあ、誰?」
「その笑ったやつらの隣にいたセンコー(先生)がすぐにそいつらを注意すれば良かったんだ・・・」
「先生をボコすの??」
「いや、結局そのあと注意してたからいいんだけど」
「じゃあ、誰なの? 誰を許さないの?」
「得点発表のときに、赤の得点でちょっとつっかえて読んだやつがよ・・・」
「そんなことくらいでボコすの?」
「いや、そこまでバカじゃねえよ」
「だったら何なの?」
「発表のときの原稿に問題があったとしたら、どうよ? 読みづらい字だったとか」
「台本を書いた人がムカつくってこと?」
「それはもう誰だか分からんから、そんなやつはいいんだけどよ」
「・・・・・・・何にムカついてんの?」
「クラスTシャツのデザインがよ・・・」
「めんどくさ。もうういいや」
食器を下げる長女。
「いや、ほんとに許せねえんだよ!」
「絵が気に入らないの?」
「いや、絵は悪くないんだが・・・」
「めんどくさい。もうどうでもいい」
食器を下げる次女。
「Tシャツは、まあいいとして・・・体育部のやつらが・・・」
「パパも仕事あるから、行くぞ」
「聞いて!聞いて!」
多分本人もよく分かってない、何かにイライラする年頃。
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