昨夜は本当に久しぶりに、エアコンを消して眠ることができました!
あーー、ようやく、ようやく夏が終わりそう! 終わって!
そして昨日9月9日は、アマグリたちの結婚記念日でした。
(正確には結婚式記念日。入籍は8月16日でしたので)
なので、本日9月10日から、いよいよ結婚5年目に突入です。
はやーい。信じられない!
見守ってくれた皆様に感謝です。
さて、そして4年前の今日は、めでたく新婚旅行に出発した日。
行き先は、スペインでした。
パリからコスタ・デル・ソルの中心マラガへ飛んで、ヒミツの避暑地ネルハでのんびりしてから、コルドバ、グラナダ、そして憧れの港町バルセロナという旅程。
最初、「一応ハネムーンだし、効率的でトラブルとは無縁のパック旅行にする?」と念のため夫に聞いてみたのですが。
「いやあ、自由きままに旅行したいなあ。アマグリは旅なれてるし。俺? 第2外国語はスペイン語だったよ」
って言うので、思いっきり個人旅行にしてしまいました。
特に楽しみだったのが、地中海に面する「ネルハ(NERJA)」という小さな街。
ルパンに出てくるリゾートは、モナコかニースに決まってますが、スペインの地中海というのも、とても素敵なんですよ。
静かな海岸に漂う独特の雰囲気、海を越えればアフリカ、というエキゾチックな感じ。
浜辺に持ち込むブルーベリーパイ。
サンオイルの甘い匂い。
隠れた岩場で、こっそりシュノーケリング。
あー! 地中海でバカンス! モナムール!
当時、結婚式の準備と編集の仕事でへろへろでしたが、頭の中は完全にキャリア・ブレーク。
格安航空券を手配し、メールでホテルをブッキングし、ネットでアルハンブラ宮殿の入場予約も取って、バルセロナの市街地図を頭に入れて・・・。
下準備は完璧だったはず・・・なのに!
なんと当日、空港への到着がギリギリになり、チェックインした時には・・・
「本フライトは満席でございますので、お二人の席はバラバラになります」
えーーー、新婚旅行なんですけど! って言ってみたけど、ダメなのは分かっている。
これが個人旅行のつらいところ。
しかも割り振られたのは、当然ながら、三人掛けのシートの真ん中席が2つ。
これじゃ交渉もしようがない。だれも代わってくれないよね。
さすがに落ち込んでしまったアマグリに、夫は「別にいいやん。乗れるんやし」って笑ってた。
こいつ大物、とちょっと尊敬しちゃったよ。
というわけで、乗り継ぎのため(日本とスペインの直行便はなかった)、パリへ向かうエールフランスの機内ではまさに一人旅の趣きでした。
噂どおり、パンもバターも美味しかった。ワインも飲んじゃった(やけ酒)。
で、到着したパリでトランジットが3時間ぐらいあったので、空港のカフェでお茶しながら、なんと夫はここで初めて旅程を確認。
地図を大きく広げて、へえー! とか言っている。
この人、今から自分がどこへ行くのかも知らずに、日本を出国していたのでした。
大物すぎる。
おまけにガイドブックのスペイン語基本会話のコーナーをちらっと見て、
「あらー俺、スペイン語ぜんぶ忘れてるわー(笑顔)」
うそっ。
さて、パリの空港でのトランジットですが、大都市バルセロナやマドリッド行きのフライトの乗客に較べて、マラガ行きの便を待つ人々は、いかにも地元の人たちという感じでした。
日本人、というか、アジア人はアマグリたちだけ。
ここは確かにパリだけど、もうスペイン語しか聞こえてこない。
顔立ちも、服装も、完全にスペイン人のイメージ通りです。
スペイン人って、意外に小柄な方が多いのねー。
しかも、フライトが遅れてなかなか出発しない。
と思ったら、電光掲示板から、マラガ行きの出発ロビーの番号が消えてしまった!
「どうなってるんですか!」
「わからないです」
空港職員なんてそんなものです。
それから矢継ぎ早に英語・仏語のアナウンスが入り続け、それを必死で聞き取りながらアマグリたちはマラガの人々と右往左往です。
(この時点で、夫はスペイン語どころか英語も全くできないことが判明。彼のお兄ちゃんは4カ国語OKの商社マンなのにー)
結局、出発したのは2時間近く遅れてから。
だからマラガの空港に着いたときには深夜でした。
そこからタクシーを拾って、ひたすらネルハへ走ります。
本当なら、右手にずっと、きらめく地中海が見えていたはずが、もう漆黒の闇。
タクシーの兄ちゃんはスペイン語しか話さず、色々話しかけてくれたけど、さっぱり分かりませんでした。
ごめんねえ。
ネルハの優雅なパラドール(国営ホテル)にチェックインし、案内された素敵なお部屋のインテリアには目もくれず、先をあらそってベッドに崩れる私たち。
長い長い一日だった、4年前の今日のこと☆
朝のコーヒー(カフェ・コン・レチェ)が、本当に美味しかったなあ。

