2月に病が分かって、その時は

夏まで持たないと言う見解でした。

弟はグループホームで暮らしています。


知的障害を持ち、行動障害がある彼にとって

治療は難しく、また診てくれるところ、

入院する病院もなく、職員、相談員、

ケアマネ、私たち夫婦と何度も

話し合いを重ねました。


結局、診てくださる病院が見つかり、

治療は緩和が負担がないと皆で判断しました。


そして、病状が悪化したら

どうするのかという問題も

奇跡的な動きで看取りのできるグループホームが

決まり、私たちも残された時間を

大切に過ごさないと、と思っていました。




夏まで持たないと言われた弟は

5月末にキリスト教の洗礼を受けました。

5月初旬には誤嚥性肺炎で救急搬送もされたので、

意識のあるうちにと準備をしたのです。




しかし、その後弟は少しずつ元気になり

トロミ食だったのが普通食に戻り

減った体重も7月には10キロ戻り、


そして8月には前のように

隣の施設に作業に行けるように

なりました。


びっくりでしかないことです。

いったい何が起こっているのか。





もちろん車椅子だし、疲れやすいし、

病気が治った訳ではない。

先日、訪問ドクターがしみじみと

こんな事ってあるんですね、と

おっしゃってました。

命の歩みって分からないと。





私たち夫婦も弟の見送りを準備を

済ませてその時に備えてました。

でも、まだもう少し先になりそう。


そして、何よりも、関わりを持って下さってる

皆さんに感謝。


グループホームの職員の皆さんは

毎日愛を持って考えてくださって

丁寧に見てくれている。


感謝しかありません。


まだ看取りのグループホームへ行くのは

先だけれど、それまで出来るだけ

時間を共にしたいと思っています。


夫が来たのが嬉しくて

何となく甘えて食べさせてもらう弟。




食事の他に

毎日のコーラとゼリーが楽しみな弟。

その他おやつも。


しっかり食べている。

まだ一緒に過ごそうね😊