夏本番!
ビールがうまい!
夏産まれですしね、夏が大好きです
皆様いかがお過ごしでしょうか

さてさて、金曜日に10日間の関西遠征終えて自宅に戻りました
月曜日から通常営業、療育もスタートしバタバタな毎日が始まりました
今年の夏の思い出についてまとめたいと思います
今回の関西は大阪に鍼治療4日間、京都でJCA(ジェレミー・クラウス・アプローチ)のレッスン3日、神戸でABM(アナット・バニエル・メソッド)のレッスン3日間
有意義な時間を過ごさせてもらいました
レッスンはリハビリよりむしろ療育に近いイメージです
立つ、歩く、など本人が出来ないことは一切行わない(それを練習して出来るんだったら今頃歩いとるわ
やりたくても出来ないからやらないんやという考え方)。ひたすら色んな風に体を動かして先生が娘と触れ合って遊んでくれます
なぜ私達家族がこのレッスンに通うことにしたかというと、レッスンの〝心地よく色んな風に体を動かすことで、脳の可塑性を促す〟というメソッドに納得共感したからです
娘が発病後、色んな人に言われたりネットにも散々書いてあったのが「子供の脳は可塑性が大人よりあるから」ということ。
確かにそうなんだろうし、先生から「大人だったら多分まだ今頃寝たきりですよ」と言われたりと子供だから回復が進んでいる部分は少なからずあるかもしれません。
だけど、例えば娘を四六時中床にゴロンとしたままにしたとして、脳の可塑性が進むはずがないわけで
娘にはどんどん脳に新しい回路を作って回復してほしい。でも、そのために何をどうすればいいのかは分からない
そう悶々と過ごしていましたが、レッスンの先生とお話ししたり、アナットの本を読んで自分なりに咀嚼して、脳の可塑性が進むタイミングには2つのポイントがあることが分かりました
1つ目は、「違いに気付いた時」
赤ちゃんが産まれて、ミルクを飲んで寝て、と生きることに精一杯の子が初めて認知が発達する場面って、お母さんを認識した時だと思うんです。
お母さんが他の人とは違うことが分かって、お父さんが分かって、ベッドの上とお風呂の水の中の感覚の違いが分かって。。と違いに気付いた時に、脳神経は新しい回路を作ってググッと発達するそう
この脳の特性を生かすために、レッスンでは早い遅い、強い弱いなど動きにバリエーションをつけたり、手や足を置く位置を微妙に変えたりと意図的に〝違い〟をつけてあります。
療育センターでも押し車遊びがあって、最後に子どもの乗った台車をすごい勢いで押してキーッと急ストップする遊びがあるんです
親が押す時に、先生から「出来るだけ急ストップして、子どもに動と静を感じさせて下さい」と言われるんですが、これも考え方的には〝違い〟をつけるということだと思います
こちらが気づいていないだけで、色んな活動にこういった早い遅いや強弱をつけて活動を考えてくれる先生方に感謝です
もう1つが「新たな発見があった時」
赤ちゃんがズリバイなど少し移動ができるようになったり、手を上手に使えるようになってくると、引き出し、カバン、カゴの中、ポーチ、サイフ、とにかくありとあらゆる物を引っ張り出されますよね
こっちはメチャクチャ迷惑ですが、子供にとっては新しい発見の連続

きっと頭の中では脳神経がメキメキと枝分かれしているんだと思います
レッスンの中で今まで動かしたことのない体制やポーズを取ることで、「こんな風にも体動くんだ」と新たな発見があり可塑性を促す
この「新たな発見があった時」に脳神経が発達することは、子どもだけでなく大人にも言えるそうですよ
例えば、普段毎日通る通勤経路を一本道を変えてみる。それだけで何だか新鮮な気分になったり、ここに脇道あるんだ、とかこのお家立派だなーと感じることで脳が活性化するそうです(時々いつもと違う道を通ることは脳には凄くいい事だそうです)
また、脳の可塑性だけでなく、身体面の向上にもこの〝色んな風に体を動かす〟ことはとても重要とのこと
赤ちゃんは色んな風に体をワシワシと動かして、そのうちに寝返ってしまったり、座位になったり、身体の動きを習得していきます。
ですが、障害をもつお子様は、この〝ランダムな動き〟が出にくく、いつも決まった動きになりがちなので動作の習得が遅れていくそう
この話を先生から聞いて、なるほどと思いました
娘も動きに一定のパターンがあり、具体的には仰向け→うつ伏せ→身体を起こしてくる→座位→ここから動けない
といった感じで夜中に何となく気配で目が覚めたら娘が座ってる、なんてことがよくあります
動きにバリエーションが少なく決まった動きを続けるようなお子様には、色んな身体の動きを一緒にやったり、動きが出るよう促してあげることが必要とのこと
今の娘の重点課題は、、
○しっかり骨を使う
半身麻痺の人にとって骨を使って立つというと、ガチガチに膝をロックした状態をイメージしがちですが、本来人間はしっかりと骨を使って立つ生き物です。
例えば肘をついて〝考える人〟のようなポーズをとる時、その腕はそんなに力入れませんよね?本来人は腕の骨だけでも頭の1つ分くらいの体重を支えられるくらいの力があるのですが、レッスンの先生によると娘は筋肉に頼りすぎているようです。
バランスを崩した時に手をつく、うつ伏せで肘を立てる、立位ではしっかり骨で立つ、など骨を使う練習をしています
○お尻を持ち上げる
座位から四つん這いやつかまり立ちをする際、まずはお尻を持ち上げることが必要です。
これが娘すごく苦手で
ぜっったい的に持ち上げる筋力はあるんですよ
気持ちの問題
地道に頑張ります
○胸を突き上げる
これもお尻を持ち上げると一緒で、四つん這いや座位→つかまり立ちに移行する際、グイッと胸を突き上げるような動きが必要になります。
背中〜脇のあたりを持って、一緒に突き上げる動きを練習しています
今回の旅行では、楽しいこともたくさん
家族3人で甲子園に行ってきましたー
プロ野球はあまり見ませんが、甲子園は大好き
さすがに外野席は暑いので、娘はクーラーの効いた室内通路に待機し、主人と交代で見てきました
真っ青な空がいいですね
それ以外にも、8月の始めには大切な友達の結婚式があったり、関西滞在中に前回も来てくれた友達がまた遊びに来てくれたり、SNSを通じて知り合った同じような境遇のママさんと初めてお会いしたり

娯楽やオシャレを楽しんだり、好きなものを買ったりすることって、まずは心と身体が健康という土台があってこそ初めて楽しめるものなんだなと、娘が病気になって知りました
娘が病気になって1年くらい(特に最初の半年)は、本当に本当にどこにも出かけたくない、友達にも会いたくない、これから一生欲しい物が何一つ買えなくてもいいから以前の娘を返してほしい。切実にそう思っていました。
なので、久しぶりにマニキュア塗ってみようかなとか、夏を楽しんじゃおうとか、そんな風に思える自分がやっと戻ってきた!私も娘も心と身体が充実してるんだと思います
来週は久しぶりのMRI、脳外の定期受診、9月中旬は東京で眼科の受診としばらく病院通いが続きますが、きちんと休養しながら残暑を乗り切りたいと思います
リハビリや育児、皆様も体調に気をつけて頑張りましょう

